Hamamatsu Museum of Musical Instruments
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浜松市楽器博物館 コレクションシリーズ 最新盤
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Hamamatsu Museum of Musical Instruments |
チェンバロ、スピネット、ヴァージナル 楽器博物館蔵の16~18世紀オリジナル楽器によるフランス、イギリス、イタリアの真珠のようなバロック音楽小品集 |
19世紀前半のピアノはなんと個性に満ちていたことだろう |
1700年頃イタリアのフィレンツェでクリストーフォリによって発明されたピアノ メトロポリタン博物館が所蔵する現存最古の1720年製クリストーフォリ・ピアノ その復元品による演奏でピアノの原点を感じてみる |
江戸時代の虚無僧尺八の姿を今にとどめる古管尺八 |
19世紀ウィーンのピアノの、軽やかで華やかな世界 |
18世紀当時パリで最も名高いチェンバロ製作者であったと言われるブランシェ1世。その息子ブランシェ2世が1765年につくったチェンバロを使用。浜松市楽器博物館では1998年から慎重に楽器の調整を重ね、最高の状態で今回のレコーディングに臨んでいます。 |
小倉貴久子(ピアノ) |
1830年製 プレイエル・ピアノで聴く珠玉の少品集 |
ナチュラル・トランペット、ストップ・トランペット、スライド・トランペット、長管トランペット、コルネット、ビューグル、フリューゲルホルン、サクソルン、以上計13種類による演奏を収録。それぞれ強烈な個性をもった楽器をコントロールするには、現代のトランペット奏法とは全く異なる技術が要求される。長管トランペットの名手として知られる柛代(くましろ)による、文化財級の楽器ばかりを使用した貴重な録音! |
発明者アドルフ・サックス作のサクソフォーン5種による19世紀パリの薫り |
ブランシェ家は17世紀末から19世紀中頃まで続くフランス王室御用達の楽器製作一家であるが、本録音では、浜松市楽器博物館に所蔵されているフランソワエティエンヌ・ブランシェ2世(1730頃~1766)作の貴重なオリジナル楽器を使用している。中野振一郎は、楽器の音色の美しさを追求し、フランス・ロココを彩った作品を軽やかに、あでやかにつくりあげていく。 |
桐山建志(ヴァイオリン) |
1810年製ウィーンのフォルテピアノで聴くベートーヴェン |
1820年製ウィーンの伝グラーフ・ピアノによるロマン派室内楽の芳香 |
大王のフルートの師、クヴァンツゆかりの2本のフルートが奏でる、深遠なる美の世界 |
19世紀のナチュラルホルン8台が奏でる、ホルン本来の自然な響きは、森の息吹を感じさせる |
楽器博物館所蔵の11丁のヴァイオリンが歌い出す瀟酒なコレクション・アルバム |
メンデルスゾーン生誕200年の記念すべき年に古楽器で思いを馳せる |
伝グラーフ・ピアノのさらなる魅力があふれるコレクション・アルバムvol.21 |
楽器博物館が誇る至宝のオーボエの競演~スティンズビー・シニアとクレーニヒ~ |
長い歴史の中で音楽家の魂に寄り添ってきた楽器 クラヴィコードの魅力に迫る |
浜松市楽器博物館コレクションシリーズのVol.24は、フランスのヴェルサイユに響いた18世紀ロココの名器ブランシェで聴く19世紀末~20世紀初頭のウィーン・オペレッタの名旋律。一見奇抜な組み合わせだが、フランス式二段鍵盤のチェンバロで様々なレジスターを組み合わせて歌い上げるウィンナ・ワルツやポルカ、マーチなどの小粋で甘い舞曲の数々は、ブランシェ・チェンバロの豊かな音色の美と新たな魅力を引き出している。 |
浜松市楽器博物館コレクションシリーズのVol.25は、Vol.24に引き続き、ブランシェ・チェンバロの新たな魅力を引き出す一大企画。バッハの名曲を調によって選び出し、長調/短調で一対のペアを作って弾き進めていく。「チェンバロ協奏曲 第5番」では、ソロ部分と弦楽パート部分の多重録音も実現。ヴェルサイユに響いたオリジナル楽器が、新たな魅力と豊かな可能性を呈示して21世紀のわれわれに新鮮な驚きをもたらすユニークな一枚。 |
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ26】は、古管尺八と呼ばれる古いタイプの「地無し尺八」で奏する伝統の尺八古典本曲。およそ100年前に作られたシンプルな管に息が吹き込まれ、当時の響きと静寂が呼び起こされる。楽器によって個性が異なる地無し管ならではの「音味(ねあじ)」を聴くことができるボーナストラック付。 |
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ27】は、シリーズ初登場となるマーシャル・ピアノでのシューベルト作品集。歌曲、ピアノ・ソロ、ピアノ五重奏曲と多彩な編成で愛すべきピアノの魅力に迫り、寛ぎに満ちた「シューベルティアーデ」のひとときを再現する。 |
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ28】は、博物館が所有するプレイエル・ピアノとエラール・ピアノの音色を堪能できる一枚。ショパンとリストというパリでヴィルトゥオーゾの頂点にあった二人の作曲家が愛したそれぞれのピアノで、ピアニズムの精華というべきエチュードを収録している。19世紀ピアノ音楽の道標として重要な役割を果たした楽器のそれぞれの個性を楽しむこともできる。 |
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ29】は、博物館所蔵の1874年製エラールピアノで聴くフランス近代の薫りあふれるアルバム。19世紀末のフランス音楽を彩った数々の歌曲を収め、静謐な響きの中に幻想的な風景を繰り広げていく。当シリーズでおなじみの名手 小倉貴久子と、フランス歌曲のスペシャリスト 野々下由香里による凛としたアンサンブルから立ちのぼる独特のエスプリが新鮮な一枚。 |
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ30】は、博物館所蔵の1874年製エラールピアノで奏でる19世紀フランスを彩った作品群。リスト《愛の夢》《ラ・カンパネラ》、ラヴェル《亡き王女のためのパヴァーヌ》、サティ《ジムノペディ》など誰もが知る名曲を、当時のフランス音楽界を支えたエラールピアノで綴っていく。名手小倉貴久子の自由闊達で洒脱に満ちた演奏で、ロマン派時代を席巻したパリのヴィルトゥオーソの情熱から瀟洒な近代フランス音楽の響きまで、当時に思いを馳せて堪能できる。 |
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ31】は、博物館が所蔵する珍しい構造のグランド・ピアノ――長方形の胴体両側に鍵盤をもち、2人のピアニストが向き合って演奏する「デュオ・ピアノ」(1925年プレイエル製)――を使用。19世紀末から20世紀初頭にかけて、フランスで数多く製作されたこのタイプのピアノは、響板とケースを共有し、豊かに溶け合う色彩豊かな音色を特長とする。当盤には、近代フランス音楽が誇る2台ピアノのための作品を、おなじみ小倉貴久子と気鋭の若手ピアニスト佐藤卓史によって収録。1枚の響板の上に繰り広げられる華やかで洒脱な音の綾が、往時のフランスへといざなう。 |
宇治川朝政(リコーダー) |
*=広瀬奈緒 |
【浜松市楽器博物館コレクションシリーズ34】には、ヴィオラ・ダ・ガンバのスペシャリストによるアンサンブル〈ザ・ロイヤル・コンソート〉が登場。17世紀後半から18世紀前半に作られた博物館所蔵の楽器を用いて、イギリス音楽栄光の時代に隆盛したガンバによる合奏(ヴァイオル・コンソート)を繰り広げる。巨匠バードやパーセルの他、16世紀から17世紀を彩った作曲家たちの華麗で重厚な響きは圧巻。高音・中音・低音の組み合わせによる立体的な響きをもったコンソートならではのレパートリー「インノミネ」や「ファンタジア」の他、名人芸の光るディヴィジョンなど聴きどころたっぷりの一枚。 |
桐山建志(ヴァイオリン) |
【シリーズ36】は、次編【37】と連続して、18世紀フランスの作曲家ジャック・デュフリの『クラヴサン曲集』(全4巻)を博物館の至宝ブランシェ・チェンバロで全曲録音する大プロジェクト。前編となる当盤には、曲集第1巻と第4巻を収録。名手中野振一郎の華麗な指さばきから、18世紀フランスのロココ趣味を彩った優美な調べが現代に甦る。デュフリと同じ時代を生きたオリジナルの楽器で「18世紀のフランス」そのものを堪能できる博物館の集大成企画。 |
浜松市楽器博物館の【シリーズ37】は、シリーズ【36】と連続して、18世紀フランスの作曲家ジャック・デュフリの『クラヴサン曲集』(全4巻)を博物館の至宝ブランシェ・チェンバロで全曲録音する大プロジェクト。後編となる当盤には、デュフリの名声が頂点を極めた『第2巻』とその彼が満を持して世に送り出した『第3巻』を収録。ヴァイオリン助奏付きの曲を含めるなど『第3巻』には種々の新しい試みもみられる。名手中野振一郎の華麗な指さばきからは、18世紀フランスのロココ趣味を彩った優美な調べが現代に甦る。デュフリと同じ時代を生きたオリジナルの楽器で「18世紀のフランス」そのものを堪能できる博物館の集大成企画。 |
20世紀の尺八界では、楽器製作の段階で管内の整形に用いられる塗料である「地」(ぢ)を塗布して整えられた、様々な音楽に容易に対応できる尺八が楽器尺八として評価されてきた。それに対して「地」を塗らず、自然の素材である竹の形状をそのまま活かして製作される「地無し尺八」は、必然的に楽器の演奏特性の個体差が大きくなり、演奏曲との相性が大きく問われる事になる。しかしその偏りこそが、大きな魅力として一期一会の音楽を生み出してきたと言えるだろう。 |
フォルテピアノで聴くシューベルトの即興曲とヴァイオリン・ソナタ。シュトライヒャーの作と伝えられるピアノから七條恵子が引き出す音色は、シューベルトの慟哭を、悩みを、そして夢見るような美しさを体現し、聴き手の心へ直接訴えかける。山口幸恵とのアンサンブルが生み出すのは、音楽を通じた限りなく親密な対話の喜び。19世紀ウィーンに花開いた市民音楽文化の感触を鮮明に伝える、貴重な新盤が登場した。 |
英語を話さぬ国王をドイツから迎えた18世紀初頭のイギリス・ロンドンに、アルザスから一人の楽器職人が移住してきた。職人の名はジェイコブ・カークマン。類まれなる音色と美意識、機能性を備えたカークマン製の楽器は、やがてイギリスのチェンバロを代表する存在となる。そして英国新王室は、18世紀の間に二人のドイツ人音楽家を音楽教師として招いた。ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルと、大バッハの末っ子ヨハン・クリスティアン・バッハ。「ロンドンのドイツ人」となった二人の作品をカークマン製の名器で聴くこのアルバムは、異質な文化を許容すし「大いなる転換期」にあったイギリスが生み出した音楽と、時代の空気を鮮明に伝える一枚である。 |
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コレクションシリーズ46 ベートーヴェン チェロとクラヴィーアのための作品全集II ~1810年のワルターとともに~
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コレクションシリーズ47 C.P.E.バッハ フルート・ソナタ集 ~クヴァンツ・フルートによる~
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コレクションシリーズ48 森の響き 〜ドイツ後期ロマン派・ブラームスの魅力〜
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コレクションシリーズ49 箏の古典と白繭(きぬいと)の響き〜太助箏による〜
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コレクションシリーズ50 シェイクスピアの音楽
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コレクションシリーズ51 可愛いナンシー:18世紀のギター音楽
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コレクションシリーズ52 スクエアピアノとイギリス家庭音楽の愉しみ
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コレクションシリーズ53 美しいアップライトピアノ ~連弾の悦び~
〈演奏者〉 |
コレクションシリーズ54 クラヴィーアの国 “ウィーン” 〜2台のワルターピアノによる師弟の夢の饗宴 モーツァルト&フンメル〜 〈使用楽器〉 |
コレクションシリーズ55 この道 童謡・唱歌の四季 ~リードオルガンとソプラノによる日本の叙情~ 〈使用楽器〉 |
コレクションシリーズ56 ジェゴグ~新地平への挑戦~ 〈使用楽器〉(浜松市楽器博物館所蔵) |
コレクションシリーズ57 スコットランドのブルーベル ~ハープリュートとキタッラ・バテンテの音楽~ 【使用楽器】(B,C,D,E:浜松市楽器博物館所蔵、A:竹内太郎所有) |
コレクションシリーズ58 浜松市楽器博物館 コレクションシリーズ58 開館25周年企画展「知られざるベートーヴェン」記念 ベートーヴェンBEST 19世紀のピアノと弦楽器・ホルンとのアンサンブル 〜浜松市楽器博物館コレクションシリーズからの抜粋〜 【使用ピアノ】 |