HOMEABOUTACCESSRECORDINGRECRUITRELEASESCATALOGUE
ORDER(JAPAN)ORDER(OVERSEAS)AWARDS



山田一雄歌曲集 ―日本の音風景・心景色 Ⅱ―
 Songs of Kazuo Yamada





ALCD-9240 税込価格¥3,300(税抜価格¥3,000) 2023/03/07発売 JAN 4530835 114758佐藤朋子(ソプラノ) 塚田佳男(ピアノ)

Tomoko Sato, soprano
Yoshio Tsukada, piano




音楽現代 推薦盤
ぶらあぼCD評 (New Release Selection)link




[1] 天の原 [安倍仲麻呂 作歌]
[2] 靜かなる我が家 [三木露風 詩]
[3] もう直き春になるだろう [城 左門 詩]

『祖師ヶ谷より』 [深尾須磨子 詩]
  [4] 1.序詩
  [5] 2.祖師谷
  [6] 3.道しるべ
  [7] 4.釣鐘池
  [8] 5.小徑
  [9] 6.葦
  [10] 7.花鳥
  [11] 8.杢太郎さん
  [12] 9.闇󠄁夜
  [13] 10.小屋ずまゐ
  [14] 11.INTERMEZZO
  [15] 12.結び

『宮沢賢治・三章』 [宮沢賢治 原作]
  [16] 高原
  [17] 市場帰り
  [18] 風の又三郎

[19] 貧しき贈物 [藤浦 洸 詩]
[20] 遙かな花 [深尾須磨子 詩]
[21] 蜂のうた [深尾須磨子 詩]
[22] 小さなメロディ [山田一雄 詩]


佐藤朋子 ソプラノ 塚田佳男 ピアノ
Tomoko Sato soprano Yoshio Tsukada piano


<録音>
2022年8月30-31日, 9月1日 コピスみよし(三芳町文化会館)
Recorded at Coppice Miyoshi/Miyoshimachi Cultural Center, 30-31 August & 1 September, 2022



2022年に生誕110年をむかえた指揮者であり作曲家でもあった山田一雄。敗戦直後の時期にありながら前向きに力強く生きる人々を描き、生命への賛歌となった組曲『祖師ヶ谷より』を中心に、よく知られた「もう直き春になるだろう」、稀少録音となる「遙かな花」「天の原」「蜂のうた」といった知られざる佳曲も集めて。美しく透き通る音色と細やかなニュアンスに満ちた表現が、山田一雄の歌曲の魅力を余すところ無く伝えるアンソロジー。




佐藤朋子〈ソプラノ〉
Tomoko Sato, soprano

 武蔵野高等学校音楽科卒業、武蔵野音楽大学声楽科卒業、同大学院修了。
 1998年サントリーホール(小)にて最初のホール・リサイタルを開催。以来回を重ね2012年からは毎回独自のコンセプトを打ち出したシリーズ『~うた~あなたとともに』及び猪本隆作品を中心に日本歌曲で構成する『日本の音風景・心景色』を展開。
 イタリア・オペラ、歌曲作品を中心にキャリアを積み、のちにドイツ、フランス作品にも意欲的に取り組みレパートリーを広げている。<国際音楽芸術家協会イタリア公演><コラーレグロリア日伊国交150周年記念イタリア公演>等のソリストや二期会主催コンサートをはじめ数多くの多彩なサロン・コンサートに出演。1990年からピアニスト鈴木久仁子を中心とするピアノ・クィンテット『アンサンブル・レダ』に参加。“子(親子)の環境”に目を向け、クラシックから童謡、ミュージカル、映画音楽と、子どもの感性に受け容れやすい音楽を手掛けた《はじめてのクラシック》シリーズを始めとして「母(あなた)へ―」「銀河の歌」「世紀末の夢」等々、独特なテーマを打ち出したコンサート活動を各地で展開。その経緯から、新しいスタイルを追求する様々な公演の依頼も多く、幅広い音楽性と気品ある演技(「音楽の世界」より)は高い評価を得ている。
 2017年より新たに結成された演奏グループDA/LEDAのワークショップ・コンサート『わたしのこもりうた』シリーズに主メンバーとして参加。2021年CD『日本の音風景・心景色―山田耕筰と猪本隆の世界』リリース。現在、武蔵野大学非常勤講師、二期会会員、日本演奏連盟会員。女声合唱団クール・プルミエ指揮者。




塚田佳男〈ピアノ〉
Yoshio Tsukada, piano

 群馬県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。二期会等でオペラや各種コンサートの伴奏・コレペティトゥーアを務めた後、75年から77年までドイツ・デトモルトにてピアノ・オルガン・伴奏法を学ぶ。
 帰国後から現在に至るまで歌を知りぬいた繊細な音楽性で、特に日本歌曲の研究、解釈、伴奏においては現在日本の第一人者としての活動を続けている。
 畑中良輔氏と共に企画・構成に携わり、その伴奏の殆どを受け持ってきた、93年より続く音楽の友ホールでの《日本歌曲シリーズ》を代表に、日本歌曲や日本の歌による演奏会での企画構成と演奏は、国内はもとより海外においても高い評価を得ている。
 様々な歌手の伴奏を務めたCDは多数リリースされている。また、セミナー等での講師としての活動も、日本歌曲の歌唱法および伴奏法の指導を中心として全国各地で行っており、多くの歌い手とピアニスト達を育成している。
 96年上毛芸術奨励賞、及び99年に設立の歌曲伴奏者に対する賞『水谷達夫賞』の第一回受賞者。日本演奏連盟所属。