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入野義朗生誕95年記念コンサート
12音技法のマイルストーン

Late Yoshiro Irino 95th Anniversary Concert
〜Milestone in Twelve-Tone-Technique in Japan〜
入野義朗 Yoshiro Vladimir IRINO


ALCD9176.jpgALCD-9176 税抜価格2,800円 2017/12/07発売
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入野義朗
[1]
変奏曲(ピアノのための)(1943)
田中一結(ピアノ)

管楽五重奏のためのパルティータ(1962)
  [2] I. Preludio
  [3] II. Variazioni
  [4] III. Sonatine
  [5] IV. Fughetta
  [6] V. Postludio
鷹羽弘晃(指揮)
下村祐輔(フルート)
鈴木かなで(オーボエ)
前山佑太(クラリネット)
河野陽子(ホルン)
木村卓巳(ファゴット)

ヴァイオリンとピアノのための音楽(1957)
  [7] I. Allegro (Improvisation)
  [8] II. Kanon
  [9] III. a la Rondo
中澤沙央里(ヴァイオリン)
佐々木絵理(ピアノ)

[10]
凍る庭(混声合唱とピアノ)(1961)
西川竜太 (指揮)
ヴォクスマーナ(合唱)
篠田昌伸(ピアノ)

三つの即興曲(無伴奏フルートのための小品)(1972)
  [11] I. Lento
  [12] II. Andante
  [13] III. Allegro
多久潤一朗(フルート)

四大(尺八/篠笛、三絃、二十絃、十七絃)(1978)
  [14] I. 序
  [15] II. 破
  [16] III. 急
藤原道山(尺八/篠笛)
本條秀慈郎(三絃)
黒澤有美(二十絃箏)
平田紀子(十七絃箏)


〈録音〉2016年11月14日 東京オペラシティ リサイタルホール



12音技法に魅せられ、この作曲技法とともに日本の作曲界に気高き里程標(マイルストーン)を刻んだ巨匠・入野義朗(1921〜1980)。初CD化4作品を含む彼の代表作が、現代音楽に新時代を告げる若手奏者たちの手によって21世紀に響きわたる。



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入野義朗プロフィール(1921年11月13日ウラジオストク生まれ。1980年6月23日東京没)
 1943年東京帝国大学(現東京大学)経済学部在学中に諸井三郎氏について和声学と対位法を学ぶ。七年制国立東京高等学校と東大オーケストラで多くの友人と出会う。卒業後東京銀行に入るが直ぐに海軍主計として呉に勤務、終戦後東京銀行に戻ったが間もなく退職し作曲家となる。
 桐朋学園音楽科設立に参加し、その運営と教育に当る。文部省視学委員他や音楽著作権協会等の諸役員を務める。日本現代音楽協会、日本作曲家協議会の委員長を務める。また軽井沢現代音楽祭、20C音楽をたのしむ会、パンムジーク・フェスティヴァル等を企画し、常に新しい音楽の追求と紹介を行う。アジアの作曲家の相互理解を深めるためにアジア作曲家連盟(ACL)の設立に参加し、創立者の1人として、また初代副会長として、生涯ACL会議/音楽祭の開催に奔走する。
 日本で最初の12音技法による作品「七つの楽器のための室内協奏曲」(1951)、小管弦楽のための「シンフォニエッタ」(1953)、クーセヴィツキー財団の委嘱作品「2本の尺八とオーケストラの為のWandlungen」(1973)、ザルツブルクオペラ大賞のTVオペラ「綾の鼓」(1962)、文楽オペラ「曾根崎心中」(1979)、「Strömung」(1973)、「Globus III」(1975)、邦楽器の四重奏曲「四大」(1978)等100曲余の作品を残す。他に校歌/社歌、ラジオ/TV/芝居の音楽、音楽理論の翻訳書、教材等多くの作品や著書を残す。
 上記の他に毎日音楽賞、尾高賞、イタリア賞等多くの受賞作品を有する。
 没後(1980)若い作曲家のための国際作曲賞「入野賞」が石井眞木/湯浅譲二/松平頼暁の3氏の協力を得て禮子未亡人により設立された。1981年にはアジアの作曲家のための「ACL入野義朗記念作曲賞」も設立される。従五位勲四等旭日小綬章が追授される。



Yoshiro Vladimir IRINO

[1] Variations for Piano solo(1943)
Ichiyu Tanaka(pf)

Partita for Wind quintet(1962)
  [2] I. Preludio
  [3] II. Variazioni
  [4] III. Sonatine
  [5] IV. Fughetta
  [6] V. Postludio
Hiroaki Takaha (cond)
Yusuke Shimomura (fl)
Kanade Suzuki (ob)
Yuta Maeyama (cl)
Yoko Kono (hn)
Takumi Kimura (bn)

Music for Violin and Piano(1957)
  [7] I. Allegro (Improvisation)
  [8] II. Kanon
  [9] III. a la Rondo
Saori Nakazawa (vn)
Eri Sasaki (pf)

[10] Frozen Garden for Mixed chorus and Piano(1961)
Ryuta Nishikawa (cond)
Vox humana (chor)
Masanobu Shinoda (pf)

Three Improvisations for Flute solo (1972)
  [11] I. Lento
  [12] II. Andante
  [13] III. Allegro
Jun-ichiro Taku (fl)

SHI-DAI (The four elements: earth, water, fire and wind.)
for Shakuhachi/Shinobue, 20-stringed Koto, 17-stringed Koto and San-gen
(1978)
  [14] I. JO
  [15] II. HA
  [16] III. KYU
Dozan Fijuwara (Shakuhachi / Shinobue)
Honjoh Hidejiro (San-gen)
Yumi Kurosawa (20-stringed Koto)
Noriko Hirata (17-stringed Koto)


Recording Location: Tokyo Opera City Recital Hall, 14 November 2016