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◉[祖母の子守うた]林光作品集
Machiko Sayama sings Hikaru Hayashi "Grandmother’s Lullaby"

ALCD9142.jpgALCD-9142 税抜価格2,800円  2014/07/07発売
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佐山真知子ソプラノ
通崎睦美&藤井里佳(マリンバ連弾)
服部真理子(ピアノ、鍵盤ハーモニカ)

Machiko Sayama, soprano
Mutsumi Tsuuzaki & Rika Fujii, marimba duet
Mariko Hattori, piano & keyboard-harmonica



sayama01.jpgRika Fujii, Machiko Sayama, Mutsumi Tsuuzaki1  つまさききらきら(A. A. ミルン 詩/小田島雄志&若子 訳)
2  ブルッキーのひつじ(M. B. ゴフスタイン 詩/谷川俊太郎 訳)
3  二月(Th. シュトルム 詩/藤原定 訳)
4  わたしのすきなこなひきさん(マザー・グース/谷川俊太郎 訳)
5  クリークのこもりうた(アメリカ先住民伝承詩/金関寿夫 訳)
6  この娘(こ)は摘みます野いばらを(子守唄)(北米先住民チムシアン族伝承詩/金関寿夫 訳)
7  鹿よ おれの兄弟よ(神沢利子 作)
8  初夏(はつなつ)(与謝野晶子 詩)
9  二月の街(与謝野晶子 詩)
10  初春(はつはる)(与謝野晶子 詩)
11  ことしの花の…(新川和江 詩)
12  五月の夜(アオバズクの季節)(江間章子 詩)
13  水辺(すいへん)を去る(中野重治 詩)
14  行ってしまったあんた(斎藤憐 詩)
15  娘さん どうするつもり(G. ビュヒナー 原詩/佐藤信 訳)
sayama02.jpgMachiko Sayama, Mariko Hattori16  あらしの歌(山元清多 詩)
17  強いものの権利について(佐藤信 詩)
18  蝶とパラソル(阿久悠 詩)
19  オコジョのダンス(西原康子 詩)
20  ハナコ症候群(江間章子 詩)
21  小さな恋(河合幸男 詩)

「島こども歌1」より
22  雨(あみ)どーい
23  てぃんさぐぬ花
24  三村ぬ姉小達(あんぐヮたー)
25 耳切(ち)り坊主(ぼうじ)

26  おやすみなさい美しい夢をみて(江間章子 詩)
27  祖母の子守うた(江間章子 詩)

マリンバ版編曲 :野田雅巳 3, 22-25 港大尋 14 林光 15-17

佐山真知子(ソプラノ)Machiko Sayama, soprano 1-27
通崎睦美&藤井里佳(マリンバ連弾)Mutsumi Tsuuzaki & Rika Fujii, marimba duet 1-6, 13-17, 22-25
服部真理子(ピアノ、鍵盤ハーモニカ)Mariko Hattori, piano & keyboard-harmonica 7-12, 18-21, 26, 27

〈録音〉三鷹市芸術文化センター 風のホール 2014年2月4-5日
〈解説〉池田逸子

温かなまなざしに溢れた、愛すべき27のソングたち。
2012年にこの世を去った林光が遺した珠玉の音楽は、佐山真知子の声とことばによって、マリンバ、ピアノの音色によって、やさしいいのちを取り戻す。
佐山が1996年に発表した林光作品集「月の船の歌」から18年。作曲家 林光の存在の大きさを改めて感じさせてくれるアルバムが誕生した。




hikaruhayashi.jpgHikaru Hayashi (1931-2012)林光(作曲)
1931年10月22日、東京生まれ。東京藝術大学作曲科中退。尾高尚忠、池内友次郎に作曲を師事。1953年間宮芳生、外山雄三と作曲グループ「山羊の会」結成。同年、「交響曲ト調」で芸術祭賞、1956年「オーケストラのための変奏曲」で第4回尾高賞、1961年映画「裸の島」(新藤兼人監督)の音楽でモスクワ映画祭作曲賞、1996年ヴィオラ協奏曲「悲歌」で第44回尾高賞など受賞。作品は器楽曲、声楽曲、劇音楽、映画音楽など多岐にわたり、合唱曲「原爆小景」をはじめ、社会的メッセージをもった作品も多い。また日本語と音楽との自然な結びつきを探求。オペラは「白墨の輪」「白いけものの伝説」「セロ弾きのゴーシュ」「森は生きている」「吾輩は猫である」「変身」「三人姉妹」等々、30作をこえる。日本オペラの多大な成果により、オペラシアターこんにゃく座の芸術監督および座付作曲家として第30回サントリー音楽賞を受賞。「私の戦後音楽史」(平凡社)、「日本オペラの夢」(岩波新書)、「林光 作曲家の道具箱」(一ツ橋書房)「現代作曲家探訪記」(ヤマハミュージックメディア)、「林光の歌」「林光の器楽」(全音楽出版社)、「光さんの贈りもの」(大原哲夫編集室)など多数の著書のほか、CD20枚+書籍1巻からなる「林光の音楽」(小学館)がある。2012年1月5日没。享年80歳。

佐山真知子(ソプラノ)
神奈川県立厚木高校、国立音楽大学声楽科卒業。武岡賞受賞。同大学オペラ研究室修了。越川喜光、久岡昇両氏に師事。1974年〜1985年オペラ小劇場こんにゃく座座員。1987年〜1989年オペラシアターこんにゃく座研修所講師。こんにゃく座では明るく身軽な役を数多く演じた。1981年、林光作曲オーケストラのための童話「セロ弾きのゴーシュ」では、歌と語りでレコーディングと舞台初演。1996年よりオーケストラ版、室内楽版、トリオ版で藤原真理(チェロ)と共演を重ねている。1995年・2001年には林光作曲のカンタータ「脱出」にソリストとして出演。1996年、CD林光作品集「月の船の歌」をリリース。1999年「魔法のことば」を吉川和夫氏に、2010年、「鹿よ おれの兄弟よ」を林光氏に委嘱初演。リサイタルや各地のコンサートに出演。

服部真理子(ピアノ、鍵盤ハーモニカ)
ピアノを吉田よし、辛島輝治両氏に師事し、東京藝術大学東京芸術大学附属音楽高校を経て同大学を卒業する。同年渡仏。G.ムニエ女史に師事。1981年、エピナル国際コンクールに入賞。ソロ、室内楽の分野で数々のコンサートを各地で行う。近年国外の活動も活発に行っている。特に1999年、パリにおいてのコンサートでは作曲家をはじめ様々な分野から絶賛される。1987年よりオペラシアター「こんにゃく座」との共同作業を開始し数々の初演に参加する。サクソフォンニストとの共演も多く、近年はファブリス・モレティとフランス、日本で定期的にコンサートを開催している。

通崎睦美(マリンバ)
1967年京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。常に作曲や編曲の委嘱を活発に行い、独自のレパートリーを開拓。ピアノ、ヴァイオリン、アコーディオン、箏、リコーダーを始めとする様々な楽器やダンスとのデュオ、マリンバ・トリオ、室内楽やオーケストラとの共演など、多様な形態で演奏活動を行っている。また2005年、木琴の巨匠・平岡養一氏の愛器と約600点にのぼる楽譜やマレットを譲り受けたことをきっかけに、演奏・執筆活動を通して「木琴」の復権に力を注いでいる。CDに「M×PIAZZOLLA」「1935」、著書に『天使突抜一丁目』(淡交社)、『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』(講談社)他。

藤井里佳(マリンバ)
桐朋学園大学音楽学部卒業。マリンバを安倍圭子、打楽器を佐野恭一の各氏に師事。読売新聞社主催第72回新人演奏会出演。日本打楽器協会主催第18回新人演奏会最優秀新人賞受賞。ソロからオーケストラまで幅広く活動を展開し、各国の音楽祭から招聘を受ける。2010年、2012年PASIC(国際打楽器フェスティバル)ショーケースマリンバアーティスト。全日本吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテスト他各コンクール審査員。桐朋学園大学非常勤講師、埼玉県立芸術総合高等学校非常勤講師。ジュリアード音楽院(米)サマーセミナー特別講師。