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トリオ・エスパス

 Trio Espace

ALCD-7257 税込価格¥3,080(税抜価格¥2,800) 2020/11/07発売  JAN 4530835 113232
相川麻里子(ヴァイオリン)
植木昭雄(チェロ)
佐藤勝重(ピアノ)
Mariko Aikawa, violin
Akio Ueki, cello
Katsushige Sato, piano


読売新聞 サウンズBOX クラシック 推薦盤
音楽現代 準推薦盤




クララ・シューマン 
ピアノ三重奏曲ト短調 作品17
  [1] I. Allegro moderato
  [2] II. Scherzo. Tempo di menuetto — Trio
  [3] III. Andante
  [4] IV. Allegretto

アントニン・ドヴォルザーク
ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 作品65
  [5] I. Allegro ma non troppo
  [6] II. Allegretto grazioso – Meno mosso
  [7] III. Poco Adagio
  [8] IV. Finale. Allegro con brio – Meno mosso - Vivace


〈録音〉五反田文化センター 2020年1月9-10日、3月17−18日



同時期に共にフランスで学んだ、同い年の三人によるユニット「トリオ・エスパス」。クラシックをベースにしながら自由な音楽を表現出来る空間(espace)を持ちたいと結成された。定期公演はこのたび第10回を迎え、また、このCDがデビュー盤となる。偉大な女性音楽家クララ・シューマンの代表作と、色濃いボヘミアの民族情緒を湛えたドヴォルザークの傑作を収録。



 
トリオ・エスパス Trio Espace
同じ時期に共にフランスで学んだ同い年の三人で、2011年に結成。
自由な音楽表現を多くの人と共有する空間・時間を持ちたいという思いが、トリオ名のEspace(空間、時間、宇宙の意味を持つフランス語)に込められている。
2011年から毎年「Fête des Vendanges 〜収穫祭〜」と題したコンサートを継続して開催している。

相川麻里子 Mariko Aikawa, violin
第4回ヴィエニャフスキ国際コンクールジュニアの部第5位。第62回日本音楽コンクール第3位。東京藝術大学附属高校を経て東京藝術大学を卒業。
藝大在学中の 1994年、パリ国立高等音楽院に首席入学、フランス政府給費留学生として留学。留学中にはOrchestre International de Parisとベートーヴェンの協奏曲を協演するなど、多数演奏会に出演。1996年、イヴリー・ギトリス氏の勧めによりパリにて初のリサイタルを開催、好評を博す。室内楽や新曲演奏にも積極的に取り組み、'97年ガロワ=モンブランのANDANTEを世界初演。同年、同音楽院を満場一致の1位を得て卒業。1998年の帰国デビューリサイタル以降はソリストとして東京フィルなどオーケストラとの共演のほか、ソロや室内楽を中心に様々なジャンルに渡り演奏活動を展開。邦人作曲家の新曲演奏にも力を入れていて、現代音楽の録音にも多数参加している。2015年にソロアルバム「メロディ」を発表。ピアニストの加古隆とはクァルテットを結成、2枚のアルバムがエイベックス・クラシックより発売されている。
これまでに惠藤久美子、海野義雄、大谷康子、山口裕之、ジェラール・プーレ、故田中千香士の各氏に師事

植木昭雄 Akio Ueki, cello
6歳よりチェロを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科(共学)を経て、桐朋学園大学に入学。1994年、第4回日本室内楽コンクールチェロとピアノのデュオ部門で入賞、桐朋学園大学在学中の1994年10月、フランスのリヨン国立高等音楽院に留学。
第64回日本音楽コンクールチェロ部門入選。1998年、リヨン国立高等音楽院を卒業し、ディプロマを取得。1999年、1月より1年間アメリカ、インディアナ大学に留学。2002年、ソニー音楽芸術振興会より第1回斎藤秀雄メモリアル基金賞受賞。2004年、東京フィルハーモニー交響楽団とプフィッツナーのチェロ協奏曲第3番を日本初演。小澤征爾が音楽監督を務めるサイトウキネン・オーケストラ、室内アンサンブル「ストラヴァガンツァ東京」、加古隆クァルテットのメンバー。新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢などに客演主席として出演している他、ソロや室内楽で活躍中。これまでにチェロを松波恵子、イヴァン・シフォロー、堤剛の各氏に師事。室内楽を原田幸一郎、ラヴェル・クァルテット、練木繁夫の各氏に師事。
2011年6月、2枚目のアルバム「The Short Story from Daddy」をリリース。

佐藤勝重 Katsushige Sato, piano
桐朋学園女子高等学校音楽科(共学)を首席で卒業後渡仏。その後パリ国立高等音楽院を1等賞、パリ・エコール・ノルマル音楽院の高等演奏家課程を賞賛つき満場一致で卒業。全日本学生音楽コンクール全国大会優勝やSOFIA国際ピアノコンクール第1位受賞など、国内外のコンクールに入賞。また、2000年にはワルシャワで行われた第14回ショパン国際ピアノコンクールに日本代表として選抜され推薦出場を果たした。2012年にリリースされた初ソロCD「ノクチュルヌ」(ALM RECORDS)は、15人の作曲家によるノクターンを収録し、レコード芸術誌特選盤に選ばれ大きな反響を呼んだ。2016年にセカンドアルバム「オマージュ」をリリース(同誌準特選盤)。
近年は室内楽にも活動の場を広げており、日本を代表する弦、管楽器アーティストと全国各地の演奏会で共演し、これまで8枚の室内楽CDを録音している。トリオ・エスパス、東京・パリアンサンブルメンバー。また、音楽雑誌への執筆やセミナーでの講義、全日本学生音楽コンクールなどの審査員も務め、桐朋学園音楽大学、昭和音楽大学にて後進の指導にも力を入れている。
公式ウェブサイト:https://katsushigesato.wixsite.com/bellesonorite


Clara Schumann (1819-1896): Piano Trio in G minor Op.17
  [1] I. Allegro moderato
  [2] II. Scherzo. Tempo di menuetto — Trio
  [3] III. Andante
  [4] IV. Allegretto

Antonín Dvořák (1841-1904): Piano Trio No.3 in F minor Op.65
  [5] I. Allegro ma non troppo
  [6] II. Allegretto grazioso – Meno mosso
  [7] III. Poco Adagio
  [8] IV. Finale. Allegro con brio – Meno mosso - Vivace


Recorded at Gotanda Cultural Center, 9-10 January & 17-18 March 2020