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■ことばとこんとらばす 歌と語りとコントラバスと

 WORDS AND CONTRABASS Songs, Narratives and Contrabass


ALCD-134 税込価格¥3,080(税抜価格¥2,800) 2023/01/07発売 JAN 4530835 114659
近藤聖也(コントラバス)
Seiya Kondo Contrabass


レコード芸術 準特選盤
ぶらあぼCD評 (New Release Selection)link



[1] 波立裕矢 作曲 / 多和田葉子
  《シュタイネ》より 11. ヘルツシュラーク(鼓動か) (2021)
  [Soprano + Contrabass]

[2] 佐原詩音 作曲/作詞: Noahs Ark (2021)
  [Baritone + Contrabass]

[3] 川島素晴 作曲/作詞: 12人のイカれたベーシスト (2021)
  [Contrabass Solo]

[4] 中村匡寿 作曲 / 梶井基次郎 原作: The Ascension of K (2021)
  [Soprano + Harp + Contrabass]

溝入敬三 作曲/作詞: 十枚の絵 (2021)
[Contrabass Solo]
   [5] 一 コントラバスを探す
   [6] 二 足跡を見つける
   [7] 三 コントラバスを見る
   [8] 四 コントラバスを摑まえる
   [9] 五 コントラバスを飼い慣らす
   [10] 六 家に帰る
   [11] 七 コントラバスを忘れる
   [12] 八 何もない
   [13] 九 もとに還る
   [14] 十 村に出る

野村誠 作曲/作詞: コントラバスのことば (2021)
[Baritone + Viola da gamba + Contrabass]
   [15] 1. コンバスくんの悲鳴
   [16] 2. 野良犬の遠吠え
   [17] 3. 言葉飛ばすコラール
   [18] カーテンコール



全曲世界初録音 / World premiere recording for all works

近藤聖也〈コントラバス〉 Seiya Kondo Contrabass
薬師寺典子〈ソプラノ〉 Noriko Yakushiji Soprano
松平敬〈バリトン〉 Takashi Matsudaira Baritone
吉田瑳矩果〈ハープ〉 Sakura Yoshida Harp
水野翔子〈ヴィオラ・ダ・ガンバ〉 Shoko Mizuno Viola da gamba


<録音>
2022年1月11, 24日 逗子文化プラザホール
Recording Location: Zushi Bunka Plaza Hall, 11 & 24 January 2022



未開のフロンティアを歩むコントラバス奏者、近藤聖也の初アルバム!
「コントラバス ✕ 歌・声・言葉」の可能性にフォーカスした6つの委嘱作品、全曲初録音。



(c) Viole Record
近藤聖也(こんどう・せいや/コントラバス)
 北海道大学工学部卒業。国立音楽大学大学院修了。2021年3月にリサイタルを、7月に佐藤洋嗣氏とデュオコンサートを開催。“Mercure des arts”に両公演の批評が掲載された。12月には歌や朗読とコントラバスの新作による公演『ことばとこんとらばす』を開催。日本現代音楽協会主催「ペガサスコンサートVol.Ⅳ」の公募に採用され、オペラシティリサイタルホールにてリサイタル『Ghost in the Doublebass』を2022年12月に開催。ソロや室内楽におけるコントラバスの可能性の開拓・確立のため、漸進的な公演企画や演奏を行っている。人格なき社団「こんどらベースオブアーツ」代表。




薬師寺典子(やくしじ・のりこ/ソプラノ)
 東京芸術大学卒業後、ベルギーへ留学。ブリュッセル王立音楽院修士課程、ゲント王立音楽院現代音楽科上級修士課程修了。2018/20年度イクトゥスアカデミー生。ベルギー政府給費奨生、野村財団奨学生。現代音楽コンクール「競楽」第三位受賞。ベルギー現代音楽祭アルスムジカ、スペインシルガ現代音楽祭、テッセラ音楽祭を始め、ヨーロッパと日本で様々なオペラやコンサートに出演。近現代のヴォカリーズ作品を集めたCD「ムネモシュネ」発売中。日仏現代音楽協会会員。
https://noriko.yakushiji.be/ja/


(c) Lasp Inc.
松平敬(まつだいら・たかし/バリトン)
 東京芸術大学卒業、同大学院修了。現代声楽曲のスペシャリストとして、湯浅譲二、松平頼暁、西村朗など150作以上の新作を初演。サントリーホール・サマーフェスティバル、新国立劇場などに出演。ソロCDとしてこれまで、「MONO=POLI」(平成22年度文化庁芸術祭優秀賞)ほか3枚のアルバムを発表。チューバの橋本晋哉氏とのユニット「低音デュオ」名義としても2枚のCDを発表。2019年には著書『シュトックハウゼンのすべて』を出版(第32回ミュージック・ペンクラブ音楽賞)。



吉田瑳矩果(よしだ・さくら/ハープ)
 網走市出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て、同大学研究科修了。第22回日本ハープコンクールアドバンス部門入賞。第13回、第17回大阪国際コンクールハープ部門入賞。PMF2016にエキストラとして出演。香港で行われた第13回World Harp Congressに出演。同大会のオーケストラモックオーディション、ファイナリスト。これまでにハープを故堤祥作、故ヨセフ・モルナール、篠﨑史子、井上美江子の各氏に師事。現在はオーケストラの客演を中心に、ソロや室内楽など幅広く活動をしている。2021年、テキーラマエストロの資格を取得。タワークレーン鑑賞協会会長。


(c) Ayane Shindo
水野翔子(みずの・しょうこ/ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 4歳からヴァイオリンを森川ちひろ氏に師事。12歳からコントラバスを始める。神奈川県立湘南高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部器楽科コントラバス専攻卒業。これまでにコントラバスを岡本潤、吉田秀、西山真二、池松宏の各氏に師事。ヴィオラ・ダ・ガンバを福澤宏氏に師事。野村誠作曲《弓から弓へ》2020年改訂版を初演。現在はオーケストラの客演を中心に、室内楽、吹奏楽など、幅広く演奏活動を行う。アーティストコレクティブ「あちらこちら」メンバー。



波立裕矢(はりゅう・ゆうや/作曲)
 1995年生まれ。2018年愛知県立芸術大学音楽学部卒業。2021年東京藝術大学大学院修士課程作曲専攻修了。2016年度公益財団法人青山音楽財団奨学生。2018年第35回現音作曲新人賞受賞。2019年近作による室内楽個展を開催。2020年第89回日本音楽コンクール作曲部門1位。2022年第32回芥川也寸志サントリー作曲賞受賞。これまでに作曲を小崎光洋、山本裕之、久留智之、鈴木純明の各氏に師事。作曲の会「たんぽぽ」共同代表。桐朋学園大学、東京都立総合芸術高等学校、茨城県立水戸第三高等学校音楽科非常勤講師。



佐原詩音(さはら・しおん/作曲)
 1981年生まれ、金沢市育ち。関西学院大学社会学部社会福祉学科卒業後、災害復興制度研究所勤務を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科に再進学。これまでに夏田昌和、安良岡章夫、福士則夫、鈴木純明の各氏に師事。2018年より佐原詩音作曲個展vol.1〜4を毎年開催。ピアノ、ソルフェージュ、作曲理論などの指導も行っている。日本芸術専門学校ピアノ講師。理数系塾講師。コンサートプラン・クセジュ代表。作品は国内外の様々な場で演奏されている。



川島素晴(かわしま・もとはる/作曲)
 1972年生まれ。東京芸術大学及び同大学院修了。ダルムシュタット・クラーニヒシュタイン音楽賞(1996)、芥川作曲賞(1997)、中島健蔵音楽賞(2009)、一柳慧コンテンポラリー賞(2017)等を受賞。作曲活動に加え様々な演奏活動を行い、作品個展とリサイタルを毎年開催している。「題名のない音楽会」をはじめとする様々なTV番組や、NHK-FM「現代の音楽」等に現代音楽の解説者として出演。いずみシンフォニエッタ大阪プログラムアドバイザー。日本作曲家協議会副会長。国立音楽大学及び同大学院准教授。



中村匡寿(なかむら・ただひさ/作曲)
 東京都生まれ。尚美学園大学クラリネット専攻卒業。桐朋学園大学作曲科研究生修了。第86回日本音楽コンクール作曲部門第3位、第9回日本作曲家協議会(JFC)作曲賞最高位、第36回現音作曲新人賞入選、21世紀の吹奏楽「第21回“響宴”」選出、その他受賞多数。作品の一部はブレーン出版、CAFUAレコード、ウィンズスコアから出版されている。これまでにクラリネットと室内楽を木村健雄、故浜中浩一、Kurt Schmidの各氏に、作曲を鈴木輝昭氏に師事。



溝入敬三(みぞいり・けいぞう/作曲)
 瀬戸内海と棚田を臨む山の上に生まれる。広島大学附属福山中・高等学校、東京藝術大学卒、文化庁派遣カリフォルニア大学留学。ダルムシュタット国際音楽研究所「クラニッヒシュタイナー音楽賞」、日本現代音楽協会“競楽”第1位・「第10回朝日現代音楽賞」、「第7回作曲新人賞」。CD「コントラバス颱風」「コントラバス劇場」「語り物音楽傑作選・猫に小判」、著書『こんとらばすのとらの巻』(春秋社刊)



野村誠(のむら・まこと/作曲)
 1968年生まれ。作曲作品に、美術家島袋道浩の《弓から弓へ》のための音楽、コントラバスを弓道の弓で演奏する《弓から弓へ》(2016)、低音デュオのための《どすこい!シュトックハウゼン》など、著書に『音楽の未来を作曲する』(晶文社)、『即興演奏ってどうやるの』(あおぞら音楽社、片岡祐介との共著)などがある。千住だじゃれ音楽祭ディレクター。日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター。日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA)理事。