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■ヴィブラフォンのあるところ
Where There is Vibraphone

ALCD113.jpgALCD-113 税抜価格2,800円 2017/06/07発売
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會田瑞樹(ヴィブラフォン)
Mizuki Aita, vibraphone

レコード芸術特選盤
音楽現代推薦盤
geijutsusai_symbol.jpg平成29年度(第72回)文化庁芸術祭参加





[1] 薮田翔一:Billow 2 (2015)
[2] C.ジェズアルド(白藤淳一 編曲) :Luci serene e chiare (1596/2016)
[3] 渡辺俊哉:Music for Vibraphone (2014/2016)
[4] 横島浩:華麗対位法 Ⅲ-2 by Marenzio (2015)
[5] 湯浅譲二:ヴァイブ・ローカス (2015)
[6] 川上統:Wolverine (2014)
[7] 福井とも子:color song Ⅳ -anti vibrant- (2014)
[8] 木下正道:海の手Ⅲ (2016)
[9] 権代敦彦:光のヴァイブレーション (2016)
[10] M.マレ(會田瑞樹 編曲):夢見る人 (1701/2016)


會田瑞樹(ヴィブラフォン)

〈録音〉三鷹市芸術文化センター 2016年12月13-14日


躍動し、疾走する、打音。気鋭の若手パーカッショニスト・會田瑞樹がその感性で奏でる、今、そして未来。精鋭の作曲家たちと共に創造する渾身のヴィブラフォン・ソロアルバム。



AitaMizuki.jpg(C)Jin Ohashi會田 瑞樹 Mizuki Aita
 打楽器奏者。1988年宮城県仙台市生まれ。幼少よりヴァイオリンを照井勢子氏に師事。その後12歳より打楽器を始め、仙台フィルハーモニー管弦楽団打楽器奏者佐々木祥氏との出会いにより、本格的に打楽器を学び始める。同時期にマリンバを星律子氏に師事。その後、有賀誠門、藤本隆文両氏に師事し、武蔵野音楽大学ヴィルトゥオーソ学科打楽器専攻卒業、同大学院修士課程修了。吉原すみれ、神谷百子の両氏に師事。
 大学3年時に日本現代音楽協会主催第九回現代音楽演奏コンクール「競楽Ⅸ」において第2位入賞。大学4年時には、サントリーホールレインボウ21における武蔵野音楽大学企画「打楽器音楽、その創造と継承」の公演にて、総合プロデューサーをつとめるとともに演奏も行い、サントリーホールにおいてデビューを飾った。2011年に打楽器奏者・高橋美智子氏より長年女史が使い続けてきたDeagan社ヴィブラフォンを譲り受け、それをきっかけにヴィブラフォンの魅力の更なる開拓を求めて、2012年に初となるヴィブラフォンソロリサイタルを開催し、その後4度にわたるシリーズとを開催。同年、八村義夫の生涯を独自の視点で辿った「八村義夫の世界」を東京文化会館において開催。2014年NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」へ出演。デビューアルバム「with...」(ALM RECORDS)は、朝日新聞夕刊推薦盤、『音楽の友』12月号推薦盤に選ばれる。「想いの一途さが如何なく発揮され、内なる歌にあふれたアルバム」(諸石幸生氏)、「個性的な7人の邦人作品を並べ、それぞれの持ち味をフルに生かした演奏。これは日本人だからこそ生み出せた音の世界。」(金澤正剛氏)等の絶賛を受ける。 
 2014年11月には多岐にわたる音楽活動を背景に第4回世田谷区芸術アワード“飛翔”音楽部門を受賞。受賞記念公演として、會田自身にも大きな影響を与え続ける作曲家末吉保雄氏の大規模な個展「末吉保雄作品個展―内に秘めたる声を求めて―」を世田谷成城ホールで開催。2015年は初となる熊本、鹿児島へのツアーを敢行し、鹿児島においてはヴィブラフォンのマスタークラスを開催。地元新聞等に取り上げられるなど、大きな話題となった。2015年12月17日東京文化会館小ホールで開催されたパーカッションリサイタルにおいて會田のために作曲された作品は100作品を迎えた。
 2016年開催のリサイタルは『音楽の友』2016年7月号レビュー欄において「強い集中力と自己投入、極めて俊敏な身体能力が會田の演奏から強く感じられる。様々な個性と主張を持つ作品を、適確に奏し分ける柔軟な感性も素晴らしい。」(國土潤一氏)と高い評価を受けた。
 更に、音楽評論家悠雅彦氏は自身のホームページに次のように會田瑞樹を紹介した。「……空間を切り裂く硬質の斬れ味鋭いパッセージの空中乱舞が、聴く者を惹きつけて放さない。その集中力たるや聴いているこちらの神経にすら強く響いてくるほどで、次の瞬間発せられた音の、そこに込められた會田の純粋でひたむきな思いが聴く者の心を打つときの快感に、私は久しぶりに酔った。フォルテからピアニッシモにいたる彼の音の表情には繕いがいっさいない。彼がいったい何種類のマレットを用意しているかは知らないが、次から次へと繰り出すさまざまな種類のマレットが意味するのは、作曲家が注文する尋常ならざる音への會田の真摯なプレイヤーとしての答え以外の何ものでもないだろう。その上、ペダルを自在に操作することによって、彼のヴァイブ奏法の表現幅は幾重にも広がり、さらに硬軟さまざまなマレットを駆使した繊細かつシャープな表現力がキャンバスを切り裂くように運動するスリルを堪能した。」(悠雅彦氏—JAZZTOKYO ホームページより)
 2016年12月にはNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」において會田の演奏を一時間に渡って特集した「打楽器百花繚乱 Percussion Extraordinaire -Mizuki Aita-」が全国にわたって放送された。打楽器音楽の更なる魅力の追究をテーマに、意欲的な活動を継続して行っている。






[1] Shoichi Yabuta: Billow 2
[2] Carlo Gesualdo (arr. Jun'ichi Shirafuji): Luci serene e chiare
[3] Toshiya Watanabe: Music for Vibraphone
[4] Hiroshi Yokoshima: florid counterpoint Ⅲ-2 by Marenzio
[5] Joji Yuasa: VIB Locus
[6] Osamu Kawakami: Wolverine
[7] Tomoko Fukui: color song Ⅳ -anti vibrant-
[8] Masamichi Kinoshita: Les mains de la mer Ⅲ
[9] Atsuhiko Gondai: Vibration of Light for Vibraphone Op.152
[10] Marin Marais (arr. Mizuki Aita): La Rêveuse

Mizuki Aita, vibraphone

Recording Location: Mitaka City Arts Center, 13-14 December 2016