2007年11月新譜情報(11月7日発売) 巨大な音響装置・オルガンの豊かな表現力を、いかに音楽の中に溶け込ませるか・・・進化し続けるオルガニストの“現在” ■オルガンの銘器を訪ねてVol. 4 所沢市民文化センター ミューズ 武久源造(オルガン)レコード芸術準特選盤 ALCD-1094 税込価格¥2,940 武久源造(オルガン) 録音:2006年2月13-14、27-28日 所沢市民文化センター ミューズ アークホール ハウエルズ:6つのオルガン小品より [1] No. 1 名も無き前奏曲 [2] No. 3 タリスの遺言 [3]-[5] メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6番 ニ短調 Op.65-6 [6] ブラームス/武久源造 編:主題と変奏(弦楽六重奏曲第1番Op.18より第2楽章) [7] ラインベルガー:オルガン・ソナタ第17番 ロ長調 「幻想ソナタ」 Op.181より第1楽章 [8]-[9] J. S. バッハ:前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552 オーストリアの名門リーガー社1993年製、75ストップ、パイプ総数5563本の日本最大級のシンフォニック・オルガン使用。 「ここで私が挑戦したことは、オルガンであることを意識させないほどにオルガンそのものを音楽の中に溶け込ませることであった。巨大な音響装置であるオルガンは、ともするとそれが巨大であるがゆえに、その存在そのものが物理的にも心理的にも場を取り過ぎてしまうことがままある。そうしたオルガンの自己主張を極力抑え、オルガン本来の豊かな表現力を、音楽の中に取り込んでしまおうと試みた・・・・・・。」(武久源造/解説より) クロアチアで最も伝統あるクァルテットとロマンの薫り高きピアニストによる濃密なアンサンブル ■シューマン:ピアノ五重奏曲 エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ)ザグレブ弦楽四重奏団 朝日新聞クラシック試聴室推薦盤 ALCD-7114 税込価格¥2,940 エフゲニー・ザラフィアンツ(ピアノ) 【ザグレブ弦楽四重奏団】 ゴラン・コンチャル(vn) ダヴォル・フィリップス(vn) アンテ・ジヴコヴィッチ(va) マルティン・ヨルダン(vc) 録音:2005年4月6-8日 伊勢原市民文化会館 シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op. 44 [1] 第1楽章 Allegro brillante [2] 第2楽章 In modo d'una marcia. Un poco largamente [3] 第3楽章 Scherzo. Molto vivace [4] 第4楽章 Allegro ma non troppo シューベルト:弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 《ロザムンデ》D804 [5] 第1楽章 Allegro ma non troppo [6] 第2楽章 Andante [7] 第3楽章 Minuetto. Allegretto [8] 第4楽章 Allegro moderato 日本でもすっかり人気が定着したクロアチア在住のロシア人、ピアニスト、エフゲニー・ザラフィアンツによる初の室内楽。共演は、クロアチアで最も古い室内アンサンブルであるザグレブ弦楽四重奏団(1919年結成)。力強く輝かしい雰囲気にあふれた躍動的なシューマン、そして「ロザムンデ」では、テンションの高い濃密なアンサンブルを聴かせる。 〜あふれる自然の色彩を、時に郷愁を・・・ 佐藤まどかが鮮やかに描き出す、多感な北欧叙情詩〜 ■シベリウス:ヴァイオリン作品集 vol.1「子守唄」 佐藤まどか(ヴァイオリン)渡邉規久雄(ピアノ) ALCD-7118 税込価格¥2,940 佐藤まどか(ヴァイオリン) 渡邉規久雄(ピアノ) 録音:2007年7月2-3日 府中の森芸術劇場ウィーンホール シベリウス演奏の第一人者として知られ、ヴァイオリン協奏曲初稿の作曲家自身によるピアノ・リダクション版世界初演を行ったことでも話題になったヴァイオリニスト佐藤まどかによるシベリウス作品集。伴奏にも、シベリウスの演奏で定評のある渡邉規久雄を迎え、鮮やかなテクニックで陰影に満ちたシベリウスの世界を描く。 ●「CD発売に寄せて」(ピアニスト 舘野 泉) 佐藤まどかさんがシベリウスとバルトークの協奏曲を鮮やかに弾ききって、シベリウス・コンクールでの輝かしい入賞を果たしたことはいまだに鮮烈に記憶に残っている。充実した表現力と張詰めた緊張感は、シベリウスの持つ北欧独特の憂愁の情にひたと寄り添うかのようであった。今回、渡邉規久雄さんという絶妙のパートナーを得てシベリウス・ヴァイオリン作品集がリリースされることは、作曲者没後50年を記念するに相応しい企画である。心から喜びたい。 究極の三味線ライヴを目指す〈伝の会〉待望の第三弾! ■第三幕 ─夢の場─ 伝の会 [杵屋邦寿、松永鉄九郎] KOTN-0007 税込価格¥2800 伝の会[杵屋邦寿、松永鉄九郎] 録音:2007年3月14-15日 伊勢原市民文化会館 Produ ced by 古典空間 [1] 三絃エキゾチカ [2] 清瀧三重(きよたきさんじゅう) [3] 鬼ごっこ [4] 楽しい三味線組曲 [5] 異打撥(いだばち) 歌舞伎や日本舞踊公演の舞台で活躍する三味線方・杵屋邦寿と松永鉄九郎が結成したユニット「伝の会」のアルバム第3弾。「古き良き長唄の魅力を今に伝え、長唄を知らない人々にもその楽しさを伝えたい」という願いから始まった彼らのユニークな活動は、常に聴衆を魅了してきた。今回のアルバムでは、鼓、和太鼓、タブラとの共演も交えて、緊張感みなぎる丁々発止のやりとりを聴かせる。