2006年11月新譜情報(11月7日発売) ■マラン・マレの横顔IV 万華鏡〜喜び、哀惜、官能 そして愛/平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ALCD-1084 税込価格2940円(税抜価格2800円) 1. プレリュード ニ短調(第4巻) 2. 含み笑い(第4巻) 3. アラベスク(第4巻) 4. 夢見る女(第4巻) 5. ポロネーズ(第2巻) 6. ミュゼット(第3巻) 7. サント・コロンブ氏を偲んで(第2巻) 8. サラバンド 「深い悲しみ」(第2巻) 9. バディナージュ(戯れ)(第4巻) 10. プレリュード ニ長調(第1巻) 11. ファンタジー(第1巻) 12. 人の声(第2巻) 13. 鐘もしくはカリヨン(第2巻) 14. 嘆き(第3巻) 15. シャコンヌ(第1巻) 16. ロンドー「優美」(第4巻) 平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 金子浩(アーチリュート) 録音:2006年4月11-13日 秩父ミューズパーク音楽堂 マラン・マレ生誕350周年の今年、平尾雅子がマレ・シリーズの第4弾をリリース!ガンバとアーチリュートという最小アンサンブルで、マレの世界を濃密に描き出す。 ◇密なるアンサンブルが奏でる人間模様 マレの曲集の中には、宮廷生活の万華鏡のような人間模様を垣間見せる小品が沢山ちりばめられている。人生の喜びも哀しみも、すべてを映し出す彼の音楽は、今もなお我々の心を捉えてやまない。(平尾雅子) ■ウンディーネ/大平記子(フルート) ALCD-3080 税込価格2940円(税抜価格2800円) シューベルト: 1-9. 歌曲「美しい水車小屋の娘」から「萎める花」による主題と変奏 D.802 op.160[Posth.] ライネッケ: 10-13. ソナタ “ウンディーネ(水の精)” 14-16. コンチェルト(ピアノ伴奏版) 大平記子(フルート)/西脇千花(ピアノ) 録音:2006年7月28-29日 秩父ミューズパーク音楽堂 フルートコンクールinびわ湖第1位、日本管打楽器コンクール第3位など数々のコンクール入賞を果たし、ソロ活動や室内楽など多方面で活躍する若手フルーティスト大平記子のファースト・アルバム。プログラムは、シューベルト、ライネッケと玄人好みのプログラム。低音から高音域まで充実した音色を聴かせる。これからの活躍が非常に楽しみなプレーヤーだ。 ◇フルート・ソナタ《ウンディーネ》の作曲者であるライネッケが生まれた1824年に、シューベルトが作曲した「序奏と《しぼめる花》による変奏曲」を中心に組まれた曲目編成の魅力は大平さんならではのもの。実に個性的で、ある意味では大胆不敵なドイツ浪漫派音楽への自信に満ちた挑戦ではなかろうか、これは!(諸井誠/ライナー・ノーツより) ■横笛の世界「五様乱曲」鯉沼廣行(横笛) ALCD-3082 税込価格2940円(税抜価格2800円) [1] 秋の山唄/宮城民謡、鯉沼廣行編曲 [2] 祖谷の粉ひき唄/徳島民謡、鯉沼廣行編曲 [3] 新相馬節/福島民謡、鯉沼廣行編曲 [4] 刈干切唄/宮崎民謡、鯉沼廣行編曲 [5] 地歌 黒髪/初世 湖出市十郎作曲 [6] 五様乱曲/鯉沼廣行編曲 [7] 万葉の/辻幹雄作曲 [8] スカボロー・フェア/イギリス民謡 [9] パティオにて/長尾友太郎作曲 [10] 能管と篠笛による“気韻” /金子由美子、鯉沼廣行 共同作品 録音:2006年4月21,22,30日 相模湖交流センター 鯉沼 廣行(篠笛・能管) 原田ヒロシ(民謡・三味線) 坂本 真理(唄・篠笛) 富元 清英(唄・地歌三絃) 辻 幹雄(11弦ギタ−) 長尾友太郎(6弦ギタ−) 松田 弘之(能管) ポピュラーな民謡や名曲に新曲を加え、静かに、柔らかく、時には激しく、笛の音と共にその世界を敷衍する。 鯉沼廣行 黒沢映画「乱」、大河ドラマ「花の乱」「毛利元就」などでの演奏で知られる横笛の名手。日本はもとより世界各地で演奏を行う、笛旅人。 ■想(おもい)〜ハスローと仲間たちによる馬頭琴の新世界〜/ライ・ハスロー(馬頭琴) ALCD-2009 税込価格3000円(税抜価格2857円) 1. 天空の風 2. 春の香り 3. アルタイハンガイ 4. チンギスハーンの祝い歌 5. 宴の舞 6. 葦の湖 7. オボー祭り 8. 風の声 9. 夏の記憶 10. ゴビの夢 11. 月夜の舞 12. 陽だまりの心 13. 青いナムジル 14. 天馬・ジョノンハル 15. 望郷 ライ・ハスロー(馬頭琴) タラー(古箏) 佐久間順平(ギター、ヴァイオリン、シンセサイザー) 榊原光裕(ピアノ、シンセサイザー) 録音:2006年1月10-13日 八潮メセナ 日本で活躍の場を拡げている内モンゴル出身の馬頭琴奏者ライ・ハスローのオリジナル作品を集めたアルバム。その音楽は草原を吹き抜ける風のようにすがすがしく、心地よい。モンゴル政府から文化芸術勲章を授与された実力派のハスロー氏だが、このアルバムを聴くと、馬頭琴にはこんなにもいろいろな奏法があったのかと、改めて驚かされる。 [再発売] ■メンデルスゾーン:オラトリオ「パウロ」/淡野弓子指揮ハインリヒ・シュッツ合唱団 ALCD-1098, 1099(旧ALCD-1008,1009)2CD 税込価格3000円(税抜価格2857円) メンデルスゾーン:オラトリオ「パウロ」(全曲) パウロ/バス:宮原昭吾 ソプラノ:アグネス・ギーベル(福音史家・アリア) アルト:佐々木まり子(アリア) テノール:佐々木正利(福音史家・ステファノ・バルナバ・アナニア) 指揮:淡野弓子 合唱:ハインリヒ・シュッツ合唱団 アンサンブル・クラウディオ オーケストラ:シンフォニア・ムシカ・ポエティカ 録音:1993年9月10日 東京カテドラル聖マリア大聖堂(ライヴ録音) 「エリヤ」とともにメンデルスゾーンの傑作のひとつと言っても過言ではないオラトリオ「パウロ」。しかし、大作ゆえ演奏機会は決して多くない。本ライヴ盤は1993年に東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われた演奏会の貴重な録音。バッハやヘンデルの影響が随所に感じられるが、淡野はルネサンス期のラッソの作品などからもそのエッセンスを学び取ったのではないかと推測する。とりわけ第1部の充実ぶりには目を見張るものがある。ソリスト陣もさることながら、特に合唱と器楽がこのドラマティックなオラトリオを好演している。