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日本の歌を集めて4 南天の花
Japanese Songs Collection 4  Nanten no Hana




ALCD-9213 税込価格¥3,300(税抜価格¥3,000) 2020/09/07発売   JAN 4530835 113140小松英典(バリトン)

塚田佳男(ピアノ)

Hidenori Komatsu, baritone
Yoshio Tsukada, piano

音楽現代 推薦盤



[1] 小諸なる古城のほとり(島崎藤村 詞/弘田龍太郎 曲)
[2] 浜千鳥(鹿島鳴秋 詞/弘田龍太郎 曲)
[3] 夕やけぐも(三木露風 詞/山田耕筰 曲)
[4] 野ばら(三木露風 詞/山田耕筰 曲)
[5] 信田の藪(野口雨情 詞/藤井清水 曲)
[6] 富士山見たら(久保田宵二 詞/橋本國彦 曲)
[7] 葱坊主(西條八十 詞/山田耕筰 曲)
[8] 真珠(武内俊子 詞/松島つね 曲)
[9] こおろぎのうた(室生犀星 詞/小林新 曲)
[10] 雁が啼きます(北原白秋 詞/藤井清水 曲)
[11] 萱野しぐれて(中條雅二 詞/平岡照章 曲)
[12] 南天の花(永井隆 詞/山田耕筰 曲)
[13] 秋の月(滝廉太郎 詞・曲)
[14] 荒城の月(土井晩翠 詞/滝廉太郎 曲)
[15] 松の花(大木惇夫 詞/磯部俶 曲)
[16] たそがれの旅愁(西沢爽 詞/平井康三郎 曲)
[17] あざみの歌(横井弘 詞/八洲秀章 曲)
[18] 秋の女よ(佐藤春夫 詞/大中恩 曲)
[19] ある日(寺山修司 詞/大中恩 曲)
[20] 幸福が遠すぎたら(寺山修司 詞/大中恩 曲)
[21] 冬の花(江間章子 詞/伊藤康英 曲)




〈録音〉東大和市民会館ハミングホール 2019年7月11日、11月21〜22日


ドイツ・リートの歌い手として世界的に活躍する小松英典が、日本歌曲研究・伴奏の第一人者である塚田佳男とともに、その練達の業をもって珠玉の日本歌曲の数々を収録してきた〈日本の歌を集めて〉シリーズ、待望の第4弾。表題作「南天の花」ほか、日本の心の琴線に触れる21編の歌。


小松英典(バリトン)
 1975年渡独。ハンブルクで宮廷歌手アーノルド・ヴァン・ミルに師事。1976年リューベック国立音楽大学入学。宮廷歌手エディット・ラング、ルネ・コロらに師事。80年同大学リート・オラトリオ・オペラ科卒業。1982年秋、ハンブルクを中心にブラームスの「美しきマゲローネのロマンス」によるリサイタルを行う。翌1983年1月マドリッドでブラームスの「ドイツ・レクイエム」を歌い、またドイツ各地でシューベルトの「冬の旅」によるリサイタルを行った。同年4月、ベルリンでD.フィッシャー=ディースカウと共演。その他、アーリン・オジェー、エリー・アメリングなど著名な歌手と共演し、ザルツブルク音楽祭などヨーロッパの主要なフェスティバルにも参加。小澤征爾指揮、1990年よりR.シュトラウス「サロメ」、プッチーニ「マノン・レスコー」、ベルリオーズ「ファウストの劫罰」、J.S.バッハ「マタイ受難曲」等に出演し絶賛を浴びた。1992年「小松英典マーラーを歌う」を開催。1994年にE.マティスとのデュオ・リサイタル「シューマンの夕べ」を開催するなどドイツ歌曲の第一人者としての評価を確立した。その後、名匠イェルク・デムスとの内外に於いてのリサイタルでは聴衆に更なる深い感動を与え、評価はいよいよ不動のものとなった。
 録音での活躍も目覚しく、ファスベンダーとのCDは独仏にてレコード優秀賞を獲得。マティスとのデュエット、マーラーのオーケストラ歌曲集、シューベルト三大歌曲集、ブラームス、R.シュトラウス、ヴォルフ、日本の抒情歌曲集等、リリースされているCDは20種にも及ぶ。最新盤「J.S.バッハ:バスのためのカンタータ集BWV56, 82, 158」(ALM/コジマ録音)も大変な好評を得ている。
 ドイツ・ブレーメン国立音楽大学声楽科教授。友愛ドイツ歌曲コンクール審査員。松方音楽賞審査員。ドイツ連邦共和国認定終身教授。大仙市民賞受賞。



塚田佳男(ピアノ)
 群馬県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。二期会等でオペラや各種コンサートの伴奏・コレペティトゥーアを務めた後、1975年から1977年までドイツ・デトモルトにてピアノ・オルガン・伴奏法を学ぶ。
 帰国後から現在に至るまで歌を知りぬいた繊細な音楽性で、特に日本歌曲の研究、解釈、伴奏においては現在日本の第一人者としての活動を続けている。
 畑中良輔氏と共に企画・構成に携わり、その伴奏の殆どを受け持ってきた、1993年より続く音楽の友ホールでの《日本歌曲シリーズ》を代表に、日本歌曲や日本の歌による演奏会での企画構成と演奏は、国内はもとより海外においても高い評価を得ている。
 様々な歌手の伴奏を務めたCDは多数リリースされている。また、セミナー等での講師としての活動も、日本歌曲の歌唱法および伴奏法の指導を中心として全国各地で行っており、多くの歌い手とピアニスト達を育成している。
 日本演奏連盟所属。