HOMEABOUTACCESSRECORDINGRECRUITRELEASESCATALOGUE
ORDER(JAPAN)ORDER(OVERSEAS)AWARDS



演奏活動40周年記念 souvenirs 〜記憶〜
souvenirs


ALCD-9195 税込価格¥3,080(税抜価格¥2,800) 2019/06/07発売  JAN 4530835 112518岡本愛子(ピアノ)
Aiko Okamoto, piano

レコード芸術 特選盤
音楽現代 準推薦盤
毎日新聞 特薦盤


[1] ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(編曲:G.サマズィユ)
   カトリーヌ・カンタン(フルート)
   岡本愛子(ピアノ)

デュティーユ:波動のままに ピアノのための6つの小品
  [2] I. 子守唄の前奏曲
  [3] II. タップダンス
  [4] III. 即興曲
  [5] IV. 無窮動
  [6] V. バッハを讃えて
  [7] VI. 練習曲
   岡本愛子(ピアノ)

[8] プーランク:《城への招待》より 躊躇いのワルツ
   安田真理(ヴァイオリン)
   ジャン=パスカル・ポスト(クラリネット)
   ダニエル・ラクロー(チェロ)
   岡本愛子(ピアノ)

プーランク:オーボエとピアノのためのソナタ
  [9] I. エレジー
  [10] II. スケルツォ
  [11] III. 嘆き悲しんで
   クリストフ・グランデル(オーボエ)
   岡本愛子(ピアノ)

メシアン:前奏曲集
  [12] I. 鳩
  [13] II. 悲しい風景の中の恍惚の歌
  [14] III. 軽快な数
  [15] IV. 過ぎ去った時
  [16] V. 夢の中のかすかな音
  [17] VI. 苦悩の鐘と告別の涙
  [18] VII. 静かな訴え
  [19] VIII. 風に映る影
   岡本愛子(ピアノ)



[ライヴ録音] 
岡本愛子ピアノリサイタル ~オリヴィエ・メシアン生誕100年記念~ 
 2008年5月1日 東京文化会館 小ホール [8] [12]-[19]
岡本愛子ピアノリサイタル ~デュティーユの作品による~
 2012年10月29日 東京文化会館 小ホール [2]-[7]
岡本愛子室内楽シリーズ No.11 〜パリのスーパーソリストと共に〜
 2014年10月28日 東京オペラシティ リサイタルホール [1] [9]-[11]



フランス音楽とともに歩み続けてきたピアニスト・岡本愛子。その多彩な魅力を発信すべく企画してきた数多くの意欲的なリサイタルから、デビュー40周年を記念し、記憶に残る演奏を1枚のアルバムに収録。ソロから室内楽まで、近現代フランス作品の瑞々しく生命力溢れる世界が、色彩豊かに描き出される。



岡本愛子(ピアノ)
東京藝術大学在学中、フランス政府給費留学生としてパリに留学。パリ国立高等音楽院ピアノ科及び室内楽科を一等賞で卒業。ミュンヘン国立音楽大学大学院修了。ジュネーヴ、マリア・カナルス、ロン・ティボー、モンツァの各国際コンクールに入賞。フランス国営放送ソリストオーディションに合格。1979年、東京とパリでデビューリサイタル開催。以来、日本とヨーロッパで活発な演奏活動を行う。1981年ボルドー音楽祭にて銀メダル受賞。1982年ガウデアムス財団招聘によるオランダ演奏旅行では、新聞評に「センセーショナルな日本人ピアニストの台頭」と絶賛される。1982年よりカッセル国立大学の講師を務めていたが、1985年帰国。1986年より2013年まで東京藝術大学で後進の指導にあたりながら、精力的な演奏活動を行う。「ラヴェル没後50年記念ピアノ全曲演奏会」「シャブリエ没後100年記念リサイタル」「プーランクピアノ作品全曲演奏会」「メシアン生誕100年記念演奏会」「デュティーユの作品によるピアノリサイタル」など、フランス音楽の普及に力を注いでいる。1991年より「岡本愛子室内楽シリーズ~フランス近代のサロン音楽を集めて」を開始。2005年に日本人として初めて完成させたプーランクピアノ作品全曲によるCD(コジマ録音)が『レコード芸術』誌特選盤に選ばれる等、高い評価を得る。また、2009年、2011年リリースのCD「ラヴェル作品集 vol.1~2」も同誌準特選盤、特選盤となる。
酒田冨治、有賀和子、永井進、安川加壽子、松浦豊明、ピエール・バルビゼ、ドミニク・メルレー、ジェルメーヌ・ムニエ、クラウス・シルデ、ジェヌヴィエーヴ・ジョワの各氏に師事。

安田 真理(ヴァイオリン)Mari Yasuda, violon
パリ国立高等音楽院を首席で卒業、同音楽院第三課程(大学院)を初の外国人として修了。パリをはじめフランス各地にて演奏活動を行うほか、フランス国営放送にて数多く録音し、リサイタルや室内楽、またソリストとしてもフランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団など数々の室内合奏団と共演。日本でも1984年にリサイタルを行い、以来室内楽で度々帰国演奏をしている。村山信吉、多久興、ピエール・ドゥーガン、ジャック・ゲテム、ジャン・ユボー、フェルディナンド・リヒネフスキー、ガブリエル・ブイヨンの各氏に師事。1992年より2018年までバニョレ音楽院弦楽器楽科主任教授。

ダニエル・ラクロー(チェロ)Daniel Raclot, violoncelle
リモージュ地方音楽院を経てパリ国立高等音楽院を首席で卒業、同音楽院第三課程(大学院)を修了。1976年バルセロナのマリア・カルナス国際コンクールで第1位。その後、パリ管弦楽団入団、オーケストラ活動と共に、ソリストとしてもフランス及びヨーロッパ各地でリサイタルを行うほか、数々の協奏曲を演奏する。1979年より2017年までフランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者を務める一方、ジョンヌヴィリエ音楽院、ナント音楽院、パリ地方音楽院で教鞭を執る。また、特に力を入れている室内楽では、アイザック・スターン、ジェシー・ノーマン、モーリス・ブールグとも共演している。

ジャン=パスカル・ポスト(クラリネット) Jean¬-Pascal Post, clarinette
パリ国立高等音楽院クラリネット科および室内楽科を一等賞で卒業。室内楽で同音楽院第三課程(大学院)を修了。18歳でパドゥルー管弦楽団の首席奏者となる。1985年、指揮者ヤノフスキーに認められ、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の副首席奏者となり、現在に至る。ソリストとして、パリオペラ座管弦楽団、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、フランス国立管弦楽団と共演のほか、室内楽でも数多くの国際音楽祭に招かれ、ジョルジュ・ブルダマシェール、ジャン=ピエール・ヴァレーズ等と共演している。

カトリーヌ・カンタン(フルート)Catherine Cantin, flûte
パリ国立高等音楽院でJ.-P.ランパルに師事、1977年同音楽院を一等賞で卒業。19歳で、パリ国立歌劇場管弦楽団のスーパーソリストとなる。小澤征爾指揮、新日本フィルハーモニー管弦楽団やNHK交響楽団と共演。アメリカ、旧ソ連、ヨーロッパ各地でソリストとして活躍。1999年以降、オリヴィエ・メシアン・フェスティバルのコンサートやマスタークラスに参加。また、J.-P.ランパル国際フルートコンクールの審査員を務める。

クリストフ・グランデル(オーボエ)Christophe Grindel, hautbois
ルーアン地方音楽院、パリ国立高等音楽院に学ぶ。フランス国立管弦楽団、パリ国立歌劇場管弦楽団で演奏。カンヌ・プロヴァンス・コートダジュールの管弦楽団(ソロ・オーボエ奏者)を経て、1985年パリ国立歌劇場管弦楽団のイングリッシュホルン奏者兼ソロ・オーボエ奏者として指名される。オーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュホルンと様々な楽器で、バロックから現代までの幅広い作品を演奏する。



[1] Claude Debussy (1862-1918) : Prélude à l’après-midi d’un faune pour flûte et piano
  (arr. Gustave Samazeuilh)
   Catherine Cantin, flûte
   Aiko Okamoto, piano

Henri Dutilleux (1916-2013) : Au gré des ondes - 6 petites pièces pour piano
  [2] I. Prélude en berceuse
  [3] II. Claquettes
  [4] III. Improvisation
  [5] IV. Mouvement perpétuel
  [6] V. Hommage à Bach
  [7] VI. Etude
   Aiko Okamoto, piano

[8] Francis Poulenc (1899-1963) : L’invitation au chateau, mouvement de valse hesitation
   Mari Yasuda, violon
   Jean-Pascal Post, clarinette
   Daniel Raclot, violoncelle
   Aiko Okamoto, piano

Francis Poulenc : Sonate pour hautbois et piano
  [9] I. Elégie
  [10] II. Scherzo
  [11] III. Déploration
   Christophe Grindel, hautbois
   Aiko Okamoto, piano

Olivier Messiaen (1908-1992) : Préludes pour piano
  [12] I. La colombe
  [13] II. Chant d’extase dans un paysage triste
  [14] III. Le nombre léger
  [15] IV. Instants défunts
  [16] V. Les sons impalpables du rêve…
  [17] VI. Cloches d’angoisse et larmes d’adieu
  [18] VII. Plainte calme
  [19] VIII. Un reflet dans le vent
   Aiko Okamoto, piano



Recording Location (Live Recordings)
Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall, 1 May 2008 [8] [12]-[19]
Tokyo Bunak Kaikan Recital Hall, 29 October 2012 [2]-[7]
Tokyo Opera City Recital Hall, 28 October 2014 [1] [9]-[11]