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ショパンの愛弟子 若き天才作曲家 カール・フィルチュの世界 2
Carl Filtsch 2




ALCD-9188 税込価格¥3,080(税抜価格¥2,800) 2018/08/07発売  JAN 4530835 112150萩原 千代(ピアノ)
Chiyo Hagiwara, piano

音楽現代 推薦盤


カール・フィルチュ:
[1] 英雄的練習曲 作品15
[2] 無題(ノクターン)
[3] 言葉のないロマンス「さようなら!」 作品19
[4] 変奏曲
前奏曲とフーガ
  [5] 前奏曲
  [6] フーガ
[7] アルブムブラット
[8] ノクターン 作品14
[9] 劇的幻想曲 作品22
[10] マズルカ
[11] ヴェニスの別れ



萩原 千代(ピアノ)


〈録音〉相模原市立城山文化ホール(もみじホール城山) 2017年11月8-9日


弟子に対しても週1回以上教授することはなかったショパンは、11歳のフィルチュに卓越した才能を見いだし、週3回指導したという。15歳の誕生日を目前に結核で亡くなったフィルチュは、その短い生涯にもかかわらず、熟達した作品を残した。萩原千代は、フィルチュ作品との運命的な出合いから、作曲家の生地ルーマニアにおいて研究を重ねたピアニスト。前作「カール・フィルチュの世界」と合わせ、その全ピアノ作品を収録。一人の天才少年の音楽人生が、浮かび上がる。



萩原 千代(ピアノ)
東京音楽大学音楽学部音楽学科器楽専攻ピアノ科卒業。卒業後、ルーマニア国立トゥルグ・ムレシュ交響楽団及び同国立ディヌ・リパッティ交響楽団とモーツァルトやバッハのコンチェルトなどで共演を重ねる。ルーマニアに魅了され、ショパンの愛弟子である天才作曲家カール・フィルチュ作品との運命的な出会いから、現地での研究を重ねる。フィルチュ研究の第一人者である Boldizsár Csíky ボルディジャール・チーキー氏からは「異なる様式への感性、楽譜の表記を研究する姿勢、作曲家の意図を汲み取る理解力」を称賛されている。2010年と2012年の2回にわたり“カール・フィルチュの世界”と題し、旧東京音楽学校・奏楽堂にて日本初演となるリサイタルを開催。柔らかなタッチによるまろやかな音色は、19世紀のサロンにおける演奏を彷彿させるものと音楽誌などで称賛された。2016年、日本盤初となるカール・フィルチュのCD「ショパンの愛弟子 若き天才作曲家~カール・フィルチュの世界」をALM Recordsよりリリース。NHK-FM「クラシックの迷宮・私の視聴室」、日本経済新聞文化面に大きく取り上げられるなど、大きな反響を呼ぶ。
ルーマニア以外でもフランスや日本において定期的なサロンコンサート、リサイタルを開催。中でも「かのやばら園」(鹿児島県)での、“世界の野ばら91曲全曲演奏”や、“瀬戸口藤吉コンサート”の模様は全国紙で大きく報じられた。
また作曲活動でも、海上自衛隊委嘱「第1航空隊隊歌」(2009年)、豊島区委嘱「区制施行80周年記念ミュージカル:朝の光のその中で~80歳のいけふくろう」を作り、ミュージカルではピアニストとしても参加(2013年)し、その模様はテレビ放映された。2016年より、和編鐘奏者ゆきね氏の元に弟子入りし同氏と共に演奏活動も行っている。
藤澤弥生、木村徹、尾崎晋也、吉田豊、小林仁、Csíky Boldizsár、Csíky Boldizsár Jr. の各氏に師事。日本演奏連盟会員。





Carl Filtsch:
[1] Étude héroïque op.15
[2] Nocturne
[3] Adieu! Romance sans paroles op.19
[4] Une Variation
Prélude et Fugue
  [5] Prélude
  [6] Fugue
[7] Albumblatt
[8] Nocturne op.14
[9] Fantaisie dramatique op.22
[10] Mazurka
[11] Das Lebewohl von Venedig

Chiyo Hagiwara, piano

Recording Location: Momiji Hall Shiroyama, 8-9 November 2017