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竹田恵子オペラひとりっ切り ―高橋悠治作品集―
Keiko Takeda Mono-opera - Works of Yuji Takahashi -



ALCD-7237 税込価格¥3,080(税抜価格¥2,800) 2019/07/07発売 JAN 4530835 112594竹田恵子(うた)
高橋悠治(ピアノ)
水野佐知香・亀井庸州(ヴァイオリン)

藤村俊介・多井智紀(チェロ)

Keiko Takeda (voice) Yuji Takahashi (piano)
Sachika Mizuno (violin)
Yoshu Kamei (violin)
Shunsuke Fujimura (cello)
Tomoki Tai (cello)

レコード芸術 準特選盤
音楽現代 推薦盤



高橋悠治:

[1] 水仙月の四日 宮沢賢治/原作 高橋悠治/台本構成・作曲
[2] 芝浜 古典落語より 高橋悠治/台本構成・作曲
[3] めをとうし 小熊秀雄「ある夫婦牛の話」による 高橋悠治/台本・作曲
[4] 祖母のうた 木村迪夫/詩 高橋悠治/作曲

竹田恵子 うた
高橋悠治 ピアノ
水野佐知香 ヴァイオリン [1]
亀井庸州 ヴァイオリン [2]
藤村俊介 チェロ [1]
多井智紀 チェロ [2]

〈録音〉
五反田文化センター 2017年8月1-3日、2019年2月27-28日



オペラシアターこんにゃく座時代から長きにわたって日本語による独自の「うた」の世界を生み出してきた稀代の歌役者・竹田恵子。「オペラひとりっ切り」は、竹田が始めた「ひとりオペラ」シリーズの名称。2005年の第1回公演以来、計9作となり、そのうち高橋悠治による3作がこのCDに収録されている。最後に置かれた『祖母の歌』は、「オペラひとりっ切り」作品ではないが、ふたつの時間が存在する「オペラ的」な作品。



竹田恵子 うた
1974年より2004年までオペラシアターこんにゃく座に所属。代表などを務める。現在顧問。故・宮川睦子氏が創出した「こんにゃく体操」にも長年取り組み、現在文学座研修所講師。表現の土台づくりの場としての同体操の普及に努めている。オペラの他にも林光作曲「赤電車」やカンタータ「脱出」、ブレヒト・ソングなど幅広いレパートリーを持つ。「オペラひとりっ切り」シリーズは計9作。CDも多くリリース。「私が歌う理由(わけ)・赤電車」(レコード芸術誌特選盤)「竹田恵子ブレヒト・ソングを歌う」(レコード芸術誌特選盤、年間レコードアカデミー賞ノミネート)「林光作品集/喜寿の林で」(レコード芸術誌特選盤)の他、高橋悠治作品「ぼくは12歳」など。2018年よりコンサートシリーズ「林光ソングをうたい継ぐ」を開始、同年9月には、竹田恵子コンサート「林光のやり残した仕事」(上野文化会館小ホール)を開催した。
(Email: keiko12years@yahoo.co.jp )


高橋悠治 作曲・ピアノ
作曲・演奏とフリーの即興。
1960年草月アートセンター
1974-76年季刊誌「トランソニック」
1978-85年「水牛楽団」「水牛通信」
http://www.suigyu.com/yuji/

著書:
「高橋悠治/コレクション1970年代」
「音の静寂 静寂の音」(平凡社)
「きっかけの音楽」「カフカノート」
(みすず書房)


水野佐知香 Sachika Mizuno ヴァイオリン
東京藝術大学卒業。日本音楽コンクール優勝、他、数々の音楽コンクールで入賞。オレグ・クリサ国際コンクールなど、国内外のコンクールの審査員を多く務め教育者としても信頼が厚く、優秀な多くの生徒を排出している。数々の録音、楽譜の監修を手がける。アメリカ、フランス、ドイツ、台湾などにおけるマスタークラス 、リサイタルに招聘され好評を得ている。洗足学園音楽大学・大学院主任教授。横浜音楽文化協会会長。ヴィルトゥオーゾ横浜代表。NPO法人純正律音楽研究会代表。2012年度横浜文化賞。2014年度愛知県芸術文化選奨文化賞受賞。

亀井庸州 Yoshu Kamei ヴァイオリン 
1982年生まれ。2004年東京音楽大学卒業。卒業後05年より2年間ベルギー王立リエージュ音楽院に留学。20世紀の室内楽や即興演奏、また古楽器によるピリオド奏法も同時に学ぶ。帰国後は東京を拠点に、現代音楽の演奏を中心に取り組み、これまでに主に東京オペラシティ文化財団、サントリー芸術財団、横浜みなとみらいホールなどによる主催企画に多数出演、新曲初演等を行ってきている。ほかに、自身で尺八の演奏にも取り組み、レコーディング、自作自演、アレンジなどの活動を行なっている。琴古流尺八を柿堺香、横山勝也の各氏に師事。

藤村俊介 Shunsuke Fujimura チェロ
桐朋学園大学音楽学部卒業。チェロを安田謙一郎氏に師事。日本演奏連盟賞受賞。第58回日本音楽コンクール・チェロ部門第2位。1989年、NHK交響楽団入団。1993年、アフィニス文化財団の奨学生としてドイツに留学し、メロス弦楽四重奏団のペーター・ブック氏に師事。これまでにソロCD「バラ色の光り輝く雲が、ゆったりと流れ」「カサド無伴奏チェロ組曲」「ダンツァ・エスパニョーラ」等をリリース。現在、NHK交響楽団次席奏者、フェリス女学院大学非常勤講師、桐朋学園大学非常勤講師、洗足学園大学客員教授、チェロ四重奏団「ラ・クァルティーナ」メンバー。

多井智紀 Tomoki Tai チェロ  
1982年生まれ大阪出身。東京藝術大学にてチェロ専攻。在学中より作曲家達と複数の現代音楽演奏グループで活動。現代作品ソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団とそれぞれ共演。これまで自主企画演奏会として、古今対位法《音の綾取》、フェルドマン《String Quartet II》、自作木製微分音オルガンライブ等を開催。チェロの他、ヴィオラ・ダ・ガンバ、自作電気楽器を演奏する。




Yuji Takahashi:

[1] The Fourth of the Narcissus Month
[2] Shibahama
[3] MEOTOUSHI
[4] SOBO NO UTA

Keiko Takeda (voice) Yuji Takahashi (piano)
Sachika Mizuno (violin) [1]
Yoshu Kamei (violin) [2]
Shunsuke Fujimura (cello) [1]
Tomoki Tai (cello) [2]

Recording Location: Gotanda Cultural Center, 1-3 August 2017 & 27-28 February 2019