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■アメリカン・コンポーザーズ
Music for Percussion Ensemble by American Composers

ALCD7213.jpgALCD-7213 税抜価格2,800円 2017/04/07発売
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上野信一&フォニックス・レフレクション(打楽器アンサンブル)
Shiniti Uéno & PHONIX Réflexion

レコード芸術特選盤



[1] I.トレヴィノ:キャッチング・シャドウ (2013)

W.クラフト:打楽器のためのカルテット (1988)
 [2] I. Spectral Dance
 [3] II. Mists
 [4] III. Mistral

S.ライヒ:マレット・カルテット (2009)
 [5] I. Fast
 [6] II. Slow
 [7] III. Fast

L.ハリソン:ヴァイオリンと打楽器のための協奏曲 (1959)
ヴァイオリン:花田和加子(ゲスト)
 [8] I. Allegro, Maestoso
 [9] II. Largo, Cantabile
 [10] III. Allegro, Vigoroso, Poco presto

[11] J.ケージ:サード・コンストラクション (1941)

Bonus Track
[12] E.ヴァレーズ:13人の打楽器奏者のための《イオニザシオン》 (1931)


上野信一 Shiniti Uéno(打楽器・指揮)

上野信一&フォニックス・レフレクション(打楽器アンサンブル)
Shiniti Uéno & PHONIX Réflexion percussion emsemble
悪原至 Itaru Akuhara
安東友樹子 Yukiko Ando
伊藤すみれ Sumire Ito
大久保貴之 Takayuki Okubo
小田もゆる Moyuru Oda
小俣由美子 Yumiko Omata
木次谷紀子 Noriko Kijiya
佐藤俊斗 Shunto Sato
関聡 Satoshi Seki
中塚直也 Naoya Nakatsuka
新野将之 Masayuki Nino
野崎くらら Clara Nozaki
曲淵俊介 Shunsuke Magaribuchi
(五十音順)

打楽器アンサンブル[12]
亀尾洸一 Koichi Kameo
北原将高 Masataka Kitahara
倉田陸 Riku Kurata
杉谷比奈子 Hinako Sugitani
戸口あおい Aoi Toguchi
戸口あゆみ Ayumi Toguchi
渡邉まや Maya Watanabe
(五十音順)


〈録音〉
[1], [8]- [10], [12] 逗子文化プラザホール 2016年2月4-5日
[2] - [4], [11] 富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ 2016年4月13日
[5]- [7] 富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ 2016年6月21日



20世紀より、新大陸アメリカで次々と溢れ出てきた打楽器作品の数々——打楽器演奏の最先端をゆく上野信一が、その軌跡をありありと描き出す。打楽器アンサンブルの古典とも言うべきケージの名作から、2013年作曲のトレヴィノの最新作まで、時代を網羅する意欲的な作品群を1枚に収録。新大陸で波打ってきた鼓動が、今、我々の魂を震わせる。



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上野 信一(打楽器・指揮)
国立音楽大学首席卒業。フランス国立音楽院連合コンクール最上級課程第1位、パリ国際現代音楽コンクール打楽器部門特別賞など受賞歴多数。仏ストラスブール・フィルハーモニー打楽器奏者、トゥルーズ・キャピトル管弦楽団首席打楽器・ティンパニ奏者を歴任。ソリストとしても活躍し、新作初演は80曲以上。国際打楽器芸術世界大会(PASIC)および同欧州パリ大会(2007年)、国際打楽器フェスティバル(クロアチア2014年、ルーマニア2015年)など海外での招待演奏も好評を博す。ソロCD「プサッファ 20世紀打楽器芸術集 Vol.1」、高橋悠治とのデュオ・リサイタル・ライブ「花の世界」がMusica Vivanteより、ピアノと打楽器の名曲を集めた「デュオローグ」、トランペット、フルート、ピアノとの共演、フォニックス・レフレクションによるアンサンブル曲を含む「セレモニアル ジョリヴェ打楽器作品集」がALM Recordsより好評発売中。パーカッション・グループ「上野信一&フォニックス・レフレクション」「アンサンブル・ムジカ・ヴィヴァンテ」主宰。国立音楽大学非常勤講師。


上野信一&フォニックス・レフレクション
マルチ・パーカッショニスト上野信一が国内外で広く活躍するソリストたちと1988年に結成したパーカッション・グループ。毎年コンサートを行ない、2009年には全曲西村朗作品によるコンサート「西村朗 パーカッションの宇宙」、安倍圭子との共演、2010年には全曲N.J.ジヴコヴィチ作品によるコンサート「打楽器魂」、2011年にはジヴコヴィチ本人をゲストに迎え、コンサート「打楽器魂2011」で共演。2013年には西村朗のオペラ《バカヴァッド・ギーター》をサントリーホールにて世界初演、2015年にNHKにより収録され、BSプレミアム「クラシック倶楽部」で放映された。2014年クロアチア国際打楽器フェスティヴァル、2015年ルーマニア国際打楽器フェスティヴァルからの招聘で演奏、共に好評を得る。CD「ウィッシュ」「ケチャ」「ヤントラ・西村朗パーカッションの宇宙」「打楽器魂・N.J.ジヴコヴィチ作品集」がMusica Vivanteより発売中。「ケチャ」「ヤントラ」はパーカッション専門誌“Percussive Notes”で高く評価されている。前作「フォニックス・マリンバオーケストラ」(ALM Records)はマリンバ、ヴィブラフォン等の鍵盤楽器を中心にしたフォーメーションで、打楽器によるオーケストラの新しく多彩な領域を開拓した意欲作。


本CDの演奏者

悪原 至
国立音楽大学を卒業。矢田部賞受賞。その後同大学院修士課程修了、同時に最優秀賞受賞。同大学院博士後期課程在学中。第23回日本クラシック音楽コンクール1位受賞等、国内コンクール1位受賞4回。2013、15年にソロリサイタルを開催し、『バンドジャーナル』に注目の若手アーティストとして紹介される。ALM Recordsより、打楽器ソロ作品を集めたCD「悪原至×打楽器」をリリース(2017年)。国立音楽大学附属中学・高等学校非常勤講師。

安東 友樹子
国立音楽大学卒業、同大学上級アドヴァンスト・ソリストコースを修了。小澤征爾音楽塾生ティンパニ・打楽器奏者としてサイトウキネンフェスティバル松本やオペラ・プロジェクトⅩⅢツアーに参加。2015年サイトウキネンオーケストラメンバーでフェスティバルに参加。パーカッショントリオ「efg」メンバー。これまでに福田隆、神谷百子、一丸聡子の各氏に師事。現在、桐朋オーケストラ・アカデミーに在籍中。

伊藤 すみれ
12歳より打楽器を始める。国立音楽大学附属高校を経て、国立音楽大学卒業。卒業時に武岡賞受賞。同大学上級アドヴァンスト・ソリストコース修了。第18回JILA音楽コンクール・マリンバ部門第1位、並びに現代音楽特別賞を受賞。ソロ、アンサンブル、オーケストラ、吹奏楽など幅広い分野で活動中。

大久保 貴之
富山県出身。高校卒業後オーストラリアに渡り、クィーンズランド音楽院にてトーマス・オケーリー氏に師事。その後フランスに渡り、ベルサイユ音楽院にてシルヴィオ・グァルダ氏に師事。在学中に台湾、フランス、オーストラリアでリサイタルを行い、同音楽院の最高課程を審査員全員一致の第1位で修了。帰国後はオーケストラの客演、ソロ、打楽器アンサンブル、室内楽、歌手とのライブやレコーディング等、様々な形で活動する。

小田 もゆる
国立音楽大学卒業。岡田知之打楽器合奏団、竹楽器楽団 「竹鼓舌」「アンサンブル・マレット」「パーカッションデュオ“イエローズ” 」所属。白梅学園大学、和洋女子大学、東京成徳大学、東京心理音楽療法専門学校 各講師。音楽で手をつなごうプロジェクト共同主宰。著書『打楽器イ・ロ・ハ』(教育出版)。

小俣 由美子
国立音楽大学卒業。第14回日本クラシックコンクール第2位(1位なし)。第11回JILA音楽コンクール入選。これまでに打楽器、マリンバを上野信一、百瀬和紀、新谷祥子、石井喜久子、小田もゆるの各氏に師事。現在フリー奏者としてオーケストラ、吹奏楽、アンサンブル等のコンサート、レコーディング、ツアーに多数参加し精力的に活動中。Disney on Classic 2009、2010、Kバレエカンパニー、Sarah Brightman in concert with orchestraの各ツアーに参加。演奏活動の傍ら、後進の指導にもあたる。パーカッショングループ・Letickに所属。洗足学園小学校オーケストラアシスタント講師。ZALA COMPANY、ソピックカルチャースクール各講師。

木次 谷紀子
国立音楽大学卒業。第14回日本クラシックコンクール最高位。第11回JILA音楽コンクール入選。フリー奏者としてオーケストラ、吹奏楽、アンサンブル等のコンサート、レコーディング、ツアーに多数出演。パーカッショングループLetickに所属。洗足学園小学校オーケストラアシスタント講師。ZALA COMPANY、ソピックカルチャースクール各講師。

佐藤俊斗
国立音楽大学卒業。在学中ブラスオルケスターのアジアツアーにドラマーとして参加し、ベトナム、タイ、シンガポールの各国で好評を得る。これまで打楽器を萩原通友、新谷祥子、福田隆の各氏に師事。またMichael Udow氏のマスタークラスを受講。現在各地において打楽器奏者として演奏会や、レコーディング等に参加し、後進の指導にも力を入れている。

関 聡
洗足学園音楽大学大学院音楽研究科修士課程を首席で修了。修了時に最高位の成績を修めグランプリを受賞。第26回打楽器新人演奏会 打楽器部門第1位特別賞及びグランプリ岩城賞受賞。第6回ルーマニア国際音楽コンクール打楽器部門第1位及び特別賞受賞。第31回日本管打楽器コンクールパーカッション部門第2位受賞。2012、14年に横浜・東京にてソロリサイタルを開催。「パーカッショングループ72」メンバー。

中塚 直也
岡山県倉敷市出身。国立音楽大学を卒業。16歳より打楽器をはじめる。これまでに打楽器を新谷祥子、平松敦子、日玉裕の各氏に師事。Michael Udow氏のマスタークラスを受講。

新野 将之
国立音楽大学を首席で卒業、矢田部賞を受賞。第7回イタリア国際打楽器コンクール1位受賞。第7回ジェジュ国際管打楽器コンクールにて最高位2位受賞。上野信一&フォニックス・レフレクション、Woodpeckers、Hearts Winds所属。東京音楽学院講師。

野崎 くらら
昭和音楽大学卒業。酒井聡氏、石内聡明氏に師事。自身のバンドでは1930年代〜のジャズやボッサノーヴァ等のジャンルを中心にライヴ活動を行っている。また、タンゴ中心のパーカッションデュオ「Vendaval」を結成し、定期的に活動中。

曲淵 俊介
野崎くらら Clara Nozaki
昭和音楽大学卒業。酒井聡氏、石内聡明氏に師事。自身のバンドでは1930年代〜のジャズやボッサノーヴァ等のジャンルを中心にライヴ活動を行っている。また、タンゴ中心のパーカッションデュオ「Vendaval」を結成し、定期的に活動中。

◆ゲスト
花田和加子(ヴァイオリン)
英国王立音楽カレッジのディプロマを得て、オックスフォード大学、東京藝術大学大学院修士課程修了。同大学院博士課程で学ぶ。1999年度村松賞受賞。アンサンブル東風、アンサンブル・ノマド等のメンバーとして古典から現代までの幅広いレパートリーで演奏活動を展開。東京藝術大学、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師、サントリーホール室内楽アカデミーファシリテーター、(財)地域創造コーディネーター。


打楽器アンサンブル
(《イオニザシオン》[12]参加者)
国立音楽大学 打楽器専攻
亀尾 洸一 Koichi Kameo
北原 将高 Masataka Kitahara
倉田 陸 Riku Kurata
杉谷 比奈子 Hinako Sugitani
戸口 あおい Aoi Toguchi
戸口 あゆみ Ayumi Toguchi
渡邊 まや Maya Watanabe


[1] Ivan Trevino: Catching Shadows

William Kraft: Quartet for Percussion
 [2] I. Spectral Dance
 [3] II. Mists
 [4] III. Mistral

Steve Reich: Mallet Quartet
 [5] I. Fast
 [6] II. Slow
 [7] III. Fast

Lou Harrison: Concerto for Violin with Percussion Orchestra
 [8] I. Allegro, Maestoso
 [9] II. Largo, Cantabile
 [10] III. Allegro, Vigoroso, Poco presto
violin: Wakako Hanada

John Cage: Third Construction

Bonus Track
Edgar Varèse: Ionisation


Recording Location:
[1], [8]- [10], [12] Zushi Bunka Plaza Hall, 4-5 February 2016
[2] - [4], [11] Kirari Fujimi, 13 April 2016
[5]- [7] Kirari Fujimi, 13 April 2016



Shiniti Uéno, percussion & conductor
Shiniti Uéno, a multi-percussionist and founder and leader of Shiniti Uéno & Phonix Refléxion, graduated from Kunitachi College of Music and continued his studies at the Strasbourg National Conservatory with Jean Batique, Sylvio Gualda and Jean-Pierre Drouet. His awards include first prize at the “Concours Interregional des Conservatoires Nationaux de Region de France,” a special award at the “Concours International pour Interpretation de la Musique Contemporaine pour Percussion,” and third prize at the “Concours International d’Execution Musicale Maria Canals, Discipline Percussion Solo.” Ueno was a percussionist for Orchestre Philharmonique de Strasbourg and principal percussionist and timpanist for Orchestre National du Capitole de Toulouse. Also active as a soloist, he has presented world and Japanese premieres of more than eighty works by composers such as N.T. Dao, Maki Ishii, William Kraft, Isao Matsushita, Akira Nishimura, Kaija Saariaho, Yuji Takahashi, and Iannis Xenakis, and has introduced innovative percussion music at international events such as PASIC(2007), International Percussion Festivals in Croatia(2012) and Romania(2013). Also notable are his recent duo performances with such artists as Keiko Abe, Yuji Takahashi, Yumi Nara, and Yusuke Satoh. Currently living in Tokyo, Uéno is on the faculty of Kunitachi College of Music. He is a YAMAHA percussion player.


Shiniti Uéno & PHONIX Réflexion
Shiniti Uéno & Phonix Refléxion was founded in 1988 by Ueno and young solo percussionists. Its recent activities include concerts with such guests as Keiko Abe and Nevojsa Jovan Zivkovic, participation in the International Percussion Festivals in Croatia (2013) and Romania (2014), as well as CDs such as “Wish,” “Kecak,” “Yantra,” “Souls of Percussion: Works of Nnevojsa Jovan Zivkovic” (Musica Vivante), and “Phonix Marimba Orchestra” (ALM Records), which features its new formation, marimba orchestra, that presents new and colorful sounds of percussion ensemble featuring keyboard instruments, namely marimba and vibraphone. It world-premiered Akira Nishimura’s “Bhagavad Gita” (Suntory Hall, Tokyo, 2013), the TV-opera version of which was recorded and broadcasted by NHK-BS in 2015 and 2016.

Members performing in this CD are Itaru Akuhara, Yukiko Ando, Sumire Ito, Noriko Kijiya, Shunsuke Magaribuchi, Naoya Nakatsuka, Masayuki Nino, Clara Nozaki, Moyuru Oda, Takayuki Okubo, Yumiko Omata, Shunto Sato, Satoshi Seki (alphabetical order).

Koichi Kameo, Masataka Kitahara, Riku Kurata, Hinako Sugitani, Aoi Toguchi, Ayumi Toguchi, Maya Watanabe (alphabetical order), who participated in Ionisation percussion ensemble, are percussion majors at Kunitachi College of Music.


Wakako Hanada violin (gurst player)
Wakako Hanada obtained her BA in Music at Oxford University, and MA at Tokyo University of the Arts. Her 1999 recital of Japanese and Korean compositions received critical acclaims, and she was awarded the Muramatsu Music Prize. A member of Ensemble NOMAD and Ensemble KOCHI,she now teaches at the Toho Gakuen College of Music and Drama and Tokyo University of the Arts, and serves as the program facilitator in Suntory Hall Chamber Music Academy.