HOME > DISC > ALCD-7193

アルカン ピアノ・コレクション1《交響曲》
ALKAN Piano Collection 1 «Symphonie»


ALCD7193.jpgALCD-7193 税抜価格2,800円  2015/10/07発売
JAN 4530835 111061
森下唯(ピアノ)

Yui Morishita, piano

レコード芸術 特選盤
音楽現代 推薦盤
読売新聞サウンズBOX 推薦盤

geijutsusai_symbol.jpg平成27年度(第70回)文化庁芸術祭参加



シャルル=ヴァランタン・アルカン Charles-Valentin Alkan (1813-1888):
[1]-[4] ソナチネ イ短調 作品61
1. 第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
2. 第2楽章 アレグラメンテ
3. 第3楽章 スケルツォ・メヌエット:レッジェルメンテ
4. 第4楽章 テンポ・ジュスト

[5] 軍隊風奇想曲 作品50

[6] 戦場の太鼓 作品50bis

[7]-[10] すべての短調による12の練習曲 作品39より 第4番~第7番 《交響曲》
7. 第1楽章 アレグロ:アレグロ・モデラート(第4番 ハ短調)
8. 第2楽章 葬送行進曲:アンダンティーノ(第5番 ヘ短調)
9. 第3楽章 メヌエット:メヌエットのテンポで(第6番 変ロ短調)
10. 第4楽章 フィナーレ:プレスト(第7番 変ホ短調)

[11] 夜想曲 第1番 作品22

[12] スケルツォ・フォコーソ 作品34


〈録音〉和光大学ポプリホール鶴川 2015年4月21-23日
〈解説〉ジャック・ギボンズ、森下唯



 19世紀のパリでショパン、リストと並び称されながらも、作品の時代を超えた特異性や驚異的な演奏難易度のために歴史に埋もれ、未だ創作の全貌が明らかにされていないロマン派随一の鬼才・アルカンの録音プロジェクトが始動!
 その第一弾の軸となるのはアルカンの最重要作品《すべての短調による12の練習曲 作品39》から第4番〜第7番。それぞれが独立した練習曲でありながら、連続演奏することで交響曲としても演奏成立するという、桁違いの発想から生まれた4曲。ピアノから管弦楽の響きを巧みに引き出すアルカン独自の手法が濃密な音符によって刻印されている。この他の収録曲は、タイトルとは裏腹に中規模の《ソナチネ 作品61》、アルカンの好んだ行進曲の形式に則った《軍隊風奇想曲 作品50、戦場の太鼓作品50bis》、繊細な一面が聞こえる《夜想曲 第1番 作品22》、コーダが全体の4割にも及ぶ《スケルツォ・フォコーソ 作品34》。決して常識内で収まることのない、アルカンの並外れた創作世界がすみずみまで炸裂している。
 アルカン演奏にライフワークとして取り組み、「ピアニート公爵」としても知られる気鋭の若手ピアニストの手により、深い音楽性と軽妙なユーモアが交錯するダイナミックな作品群の真価がいま明らかになる。


YuiMorishita.jpg【森下唯(ピアノ)】

 筑波大学附属駒場中・高等学校を経て東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。2004年、第2回東京音楽コンクール第2位。2006年、東京藝術大学大学院修了の際、演奏優秀者によるベーゼンドルファー・ジョイントリサイタル(浜離宮朝日ホール)に選ばれた。東京文化会館小ホール等でのリサイタルのほか、オーケストラとの共演、リート伴奏、室内楽などの分野で活動中。演奏以外にも、映像作品への楽曲提供や文筆など幅広く手がけている。作曲家アルカンの紹介には特に力を入れており、国内版楽譜の校訂・解説やPTNAホームページ上での記事連載などをつとめ、アルカン生誕200年となる2013年にはオール・アルカン・リサイタルを行った。調布音楽祭アソシエイト・プロデューサー。2015年より東京藝術大学非常勤講師(指揮科演奏研究員)。動画サイトを中心とした活動においては「ピアニート公爵」名義でも知られ、2011年にリリースしたCD「Singularity〜特異点」はAmazonクラシック部門の売り上げランキングで1位を獲得している。
 ピアノを竹尾聆子、辛島輝治、東誠三の各氏に、リート伴奏をコンラート・リヒター氏に師事。

http://www.morishitayui.jp


Charles-Valentin Alkan (1813-1888):
[1]-[4] Sonatine en la mineur op.61 (1861)
I. Allegro vivace
II. Allegramente
III. Scherzo - Minuetto. Leggiermente
IV. Tempo giusto

[5] Capriccio alla soldatesca op.50 (1859)

[6] Le tambour bat aux champs: Esquisse op.50bis (1859)

[7]-[10] Douze études dans tous les tons mineurs op.39/4-7 «Symphonie» (1857)
I. Allegro: Allegro moderato (No.4 en ut mineur)
II. Marche Funèbre: Andantino (No.5 en fa mineur)
III. Menuet: Tempo di minuetto (No.6 en si bémol mineur)
IV. Finale: Presto (No.7 en mi bémol mineur)

[11] Nocturne No.1 op.22 (1844)

[12] Scherzo-Focoso op.34 (1847)


Yui Morishita, piano
Yui Morishita is a Japanese pianist and composer. After graduating from Junior and Senior High School at Komaba, Tsukuba University, Yui Morishita studied piano at Tokyo University of the Arts and its Graduate School. In 2004, he won second prize at the Tokyo Music Competition. At his final recital of the Graduate School in 2006, he was chosen as one of the outstanding students to take part in the Bösendorfer Joint Recital (held at Hamarikyu Asahi Hall). He has given solo recitals at Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall and also performs widely as orchestral soloist, song accompanist, and chamber musician. In addition to his playing, he provides music for films and he writes too.
He is a strong advocate of the music of Alkan: he has edited and written commentary for the Japanese editions of his music and he has published a series of articles for Piano Teachers’ National Association website. He gave an all-Alkan recital in 2013, commemorating the 200th anniversary of his birth.
Morishita is Associate Producer of the Chofu Festival in Tokyo, and also music staff of the Conducting Department at the Tokyo University of the Arts.
In the online community, especially on video-sharing sites such as YouTube, he is also known under the name of “Duke of Pianeet”, and his CD “Singularity” released in 2011 became Amazon Japan’s top-selling CD in classical music.