■ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第15番
ベートーヴェン後期弦楽四重奏曲集IV
Beethoven  Streichquartett Op. 132



ALCD-1205 税込価格¥3,080(税抜価格¥2,800) 2021/03/07発売   JAN 4530835 113300エルデーディ弦楽四重奏団
Erdödy Quartet

レコード芸術 特選盤





L.v.ベートーヴェン(1770-1827):

弦楽四重奏曲第15番 イ短調 作品132
 [1] 第1楽章 Assai sostenuto – Allegro
 [2] 第2楽章 Allegro ma non tanto
 [3] 第3楽章 Heiliger Dankgesang eines Genesenen an die Gottheit, in der lydischen Tonart. Molto adagio – neue Kraft fühlend. Andante – Molto adagio – Andante – Molto adagio. Mit innigster Empfindung.
 [4] 第4楽章 Alla Marcia, assai vivace – Più Allegro
 [5] 第5楽章 Allegro appassionato – Presto

エルデーディ弦楽四重奏団
蒲生克郷(第1ヴァイオリン)
花崎淳生(第2ヴァイオリン)
桐山建志(ヴィオラ)
花崎 薫(チェロ)



〈録音〉
三芳町文化会館(コピスみよし) 2020年8月4-6日



エルデーディ弦楽四重奏団によるベートーヴェン後期弦楽四重奏曲集を締めくくるのは、輝かしい後期傑作群のなかでも第13番と並んで広く愛される第15番、全5楽章。結成30年余の円熟カルテットが真摯に描き出す鮮やかな独創性とドラマ。特に記念碑的な第3楽章=リディア旋法のコラールでは、抒情に溺れない澄んだ演奏表現が穏やかな喜びを湛えた天衣無縫の響きとなって満ちる。



(C)成澤稔
エルデーディ弦楽四重奏団  
1989年東京藝術大学出身者により結成。1990〜92年ロンドンでのアマデウス弦楽四重奏団メンバーによるサマーコースに参加し研鑽を積む。1991年及び1992年松尾学術振興財団より特別奨励賞受賞。1992年11月より翌年1月にかけて、日本室内楽振興財団の助成を受け、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン連続演奏会を開く。その後、1995年より開始した「ベートーヴェン後期とバルトーク」を完結し、「クヮルテット紀行」シリーズではイタリア、北欧、チェコ、パリ、ロシア、イギリス、ウィーン、ハンガリーを取り上げた。1995年及び1997年春、秩父における、アマデウス四重奏団のメンバーによるコースに参加。1999年、結成10周年にあたり、ハイドンのエルデーディ弦楽四重奏曲(作品76)全6曲演奏会を開催。2000年夏、芦ノ湖音楽祭、清里音楽祭に出演。2001、2003年欧州(ドイツ、フランス)公演。2005年より第一生命ホールSQWシリーズにおいて、ハイドン最晩年の作品9曲、メンデルスゾーン主要6曲、シューマン全3曲、ツェムリンスキーとベルクの作品を、2009年にはハイドン作品74全3曲、作品9-5,9-6、「十字架上の七つの言葉」作品51、メンデルスゾーン作品13、44-2、80の演奏会を開催。2015〜18年、ベートーヴェン後期シリーズ演奏会を開催。CDでは、ハイドン作品76全6曲、メンデルスゾーンとシューマン、プッチーニ・ピツェッティ・ロータの作品による「菊」、ベートーヴェン後期弦楽四重奏曲集I「弦楽四重奏曲第13番/大フーガ」、II「弦楽四重奏曲第14番/第16番」、III「弦楽四重奏曲第12番」をリリース。


蒲生克郷 Katsusato Gamo  第1ヴァイオリン
東京藝術大学卒業。NHK-FM「夕べのリサイタル・新人演奏会」に出演。1976~78年渡独。ヒルデスハイム市立歌劇場管弦楽団奏者、ヒルデスハイム室内管弦楽団コンサートマスターを務める傍ら、ヴュルツブルク音楽大学にて研鑽を積む。1980年より2014年3月まで東京藝術大学音楽学部管弦楽研究部非常勤講師、その間長年にわたり同部(藝大フィルハーモニア)コンサートマスターを務めた。また同大学器楽科非常勤講師として後進の指導にも当たった。故多久興、海野義雄、故ボリス・ゴールドシュタインの各氏に師事。

花崎淳生 Atsumi Hanazaki 第2ヴァイオリン
東京藝術大学を経て同大学院修了。1986年から87年にかけて、ドイツ、カールスルーエに留学。「古典四重奏団」として、1997年村松賞、2004年文化庁芸術大賞、2007年同優秀賞、2013年東燃ゼネラル音楽賞奨励賞、2016年度ミュージック・ペンクラブ音楽賞、2019年度レコード・アカデミー賞大賞(室内楽部門)、 文化庁芸術祭大賞(レコード部門)を受賞。CD多数リリース。井上武雄、日高毅、J.W.ヤーンの各氏に師事。

桐山建志 Takeshi Kiriyama ヴィオラ
東京藝術大学を経て同大学院修了、フランクフルト音楽大学卒業。1998年第12回古楽コンクール〈山梨〉第1位、1999年ブルージュ国際古楽コンクール第1位。レコード芸術特選盤「シャコンヌ」(CAIL-728)を皮切りに、多数のCDをリリース。シリーズCD「J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのための作品集vol.1~5」などでも高い評価を得る。現在、愛知県立芸術大学教授、フェリス女学院大学非常勤講師。「松本バッハ祝祭アンサンブル」コンサートマスター等としても活躍。チェンバロの大塚直哉と共にデュオ・ユニット「大江戸バロック」を主宰。

花崎 薫 Kaoru Hanazaki チェロ
東京藝術大学在学中にドイツ学術交流会給費留学生としてベルリン芸術大学に留学。また、文化庁在外研修生としてカールスルーエ音楽大学にて研鑽を積む。第50回日本音楽コンクールチェロ部門3位入賞。長年にわたり、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者として、歴代の指揮者のもとでオーケストラを支えた。現代音楽アンサンブル「東京シンフォニエッタ」のメンバーとして、2011年にサントリー芸術財団より佐治敬三賞を受賞。現在、愛知県立芸術大学音楽学部教授、東京藝術大学非常勤講師、大阪フィルハーモニー交響楽団客演首席奏者。2013年、ベートーヴェン、チェロとピアノのための全作品のCDをリリース。


Ludwig van Beethoven(1770-1827):

Streichquartett Nr. 15 a-moll Op. 132
 [1] I. Assai sostenuto – Allegro
 [2] II. Allegro ma non tanto
 [3] III. Heiliger Dankgesang eines Genesenen an die Gottheit, in der lydischen Tonart. Molto adagio – neue Kraft fühlend. Andante – Molto adagio – Andante – Molto adagio. Mit innigster Empfindung.
 [4] IV. Alla Marcia, assai vivace – Più Allegro
 [5] V. Allegro appassionato – Presto


Erdödy Quartet:
Katsusato Gamo, 1st violin
Atsumi Hanazaki, 2nd violin
Takeshi Kiriyama, viola
Kaoru Hanazaki, violoncello


Recording Location: Coppice Miyoshi, Saitama, 4-6 August 2020