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南聡作品集[Second Air...]
Works of Satoshi Minami
Second Air...


ALCD119.jpgALCD-119 税抜価格2,800円
2018/11/07発売
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クァルテット・レオーネ/佐原敦子・小杉結(Vn)阿部哲(Va)豊田庄吾(Vc)
有馬理絵(Cl) 大須賀かおり(Pf) 甲斐史子(Vn) 菊地秀夫(Cl) 多久潤一朗(Fl)
松本卓以(Vc) 夏田昌和(Cond)

String Quartet Leone: Vn. Atsuko Sahara / Vn. Yui Kosugi / Va. Satoru Abe / Vc. Shogo Toyoda
Cl. Rie Arima / Pf. Kaori Ohsuga / Vn. Fumiko Kai / Cl. Hideo Kikuchi / Fl. Jun-ichiro Taku / Vc. Takui Matsumoto / Cond. Masakazu Natsuda

読売新聞サウンズBOX 推薦盤
レコード芸術特選盤


南聡

第2アリア… op. 61 (2015-16)
   [1] 細胞癒合化作用前の
   [2] ケロイド・セレナーデ
クァルテット・レオーネ[佐原 敦子(ヴァイオリン) 小杉 結(ヴァイオリン) 阿部 哲(ヴィオラ) 豊田 庄吾(チェロ)]

昼Ⅷ op. 62 (2011-14/17)
   [3] Ecco mormorar l’onde 2 (Beginning)
   [4] interlude (knot-element 1)
   [5] Ecco mormorar l’onde 4 (Beginning)
   [6] interlude (knot-element 2)
   [7] Ecco mormorar l’onde 2 (Continuance)
   [8] interlude (knot-element 3)
   [9] Ecco mormorar l’onde 4 (Continuance and Ending)
   [10] interlude (knot-element 4)
   [11] Ecco mormorar l’onde 2 (Ending)
多久 潤一朗(フルート) 有馬 理絵(クラリネット) 豊田 庄吾(チェロ)

[12] 工房より/1a. 頭部 op. 63-1 (2016)
菊地 秀夫(クラリネット) 甲斐 史子(ヴァイオリン) 大須賀 かおり(ピアノ)

[13] 波はささやき5/ロンド・カプリチオーソ op. 59-5 (2014-18)
菊地 秀夫(クラリネット) 甲斐 史子(ヴァイオリン) 松本 卓以(チェロ) 大須賀 かおり(ピアノ)
夏田昌和(指揮)

〈録音〉三鷹市芸術文化センター 風のホール 2017年5月12日 [1]-[11] 2018年3月20日 [12][13]


2013年制作のCD 「Subtilitas」以降に作曲された4作品を収録した、南聡の最新盤。古典音楽の参照から生まれた近作4作が、このCDの中で1つの「ソナタ」に見立てて複雑で特異な様相で統合化している。まさに古典を怪物化させる錬金術の呈示。現代音楽界に異彩を放つ作曲家・南聡の新しい世界観を体験する一枚。



南 聡(作曲)
 1955年東京生まれ。東京藝術大学にて、作曲を野田暉行、黛敏郎両氏に師事する。幾つかのコンクールに入賞入選後、1983年より中川俊郎、内藤明美、久木山直、小林治樹らと作曲家同人「三年結社」を結成活動。その一方同時期、ヴォーカリスト内田房江、コンポザーパフォーマーの鶴田睦夫、彫刻家金沢健一、ライトアーティスト逢坂卓郎、舞踏家花柳かしほ等とのコラヴォレーションパフォーマンスを東京周辺で展開。1986年より北海道移住。
 1991年《彩色計画Ⅴ》の初演が評価され村松新人賞。1992年《歓ばしき知識の花園Ⅰb》にて文化庁舞台芸術奨励賞佳作。以降ISCMやアジア音楽祭での入選をはじめ、幾つかの音楽祭で作品が取り上げられ、また、招待され自作に関する講演の機会を持った。現在、北海道在住、地域の文化活動に参加している。
 作品集CDに「ジグザグバッハ」FOCD2554、「鏡遊戯」ALCD-81、「昼」ALCD-91、「subtilitas」ALCD-97がある。


クァルテット・レオーネ String Quartet Leone
2012年秋、東京藝術大学で学んだ仲間(佐原敦子、小杉結、阿部哲、豊田庄吾)により結成。メンバー全員が藝大フィルハーモニア管弦楽団に所属している。クァルテット名の「レオーネ」は獅子座の一等星レグルスに由来しており、孤高の輝きを放つ存在になるようにとの願いを込めて命名。レコーディングや現代音楽コンクールでの演奏など、幅広い活動を行なっている。

佐原敦子(ヴァイオリン) Atsuko Sahara
東京藝術大学音楽学部附属高等学校、東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。文化庁芸術家在外研修員としてウィーン国立音楽大学大学院室内楽科にて研鑽を積む。ウラルスク国際ヴァイオリンコンクール優勝。イギリスのQuartzより[Atsuko Sahara Works for Violin & Piano]、Toccata Classics より[Julius Röntgen: Chamber Music Vol.1] をリリース。現在、東京藝術大学管弦楽研究部(藝大フィルハーモニア管弦楽団)非常勤講師、アンサンブルofトウキョウメンバー。
https://ameblo.jp/atsukosahara/

小杉結(ヴァイオリン) Yui Kosugi
東京藝術大学音楽学部附属高等学校、東京藝術大学を経て、東京藝術大学大学院修士課程修了。
ソロ活動のほか、在京のオーケストラでの客演演奏など、多数の依頼演奏会に出演。クァルテット・レオーネ、ConcordiaQuartetとしても活動している。また姉妹デュオとしては、2005年から、小・中学校、老人ホーム、病院などへの訪問演奏も積極的に行っている。現在、東京藝術大学管弦楽研究部(藝大フィルハーモニア管弦楽団)非常勤講師、尚美学園大学音楽表現学科管弦打楽器非常勤講師、後進の指導にもあたる。
http://yui-kosugi.jimdo.com/

阿部哲(ヴィオラ) Satoru Abe
東京藝術大学音楽学部附属高等学校、東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。ヴィオラを菅沼準二、川﨑和憲、市坪俊彦の各氏に師事。室内楽を岡山潔、クロード・ルローンの各氏に師事。クァルテット・レオーネ、ピアノクァルテット・クレオのメンバーとして室内楽演奏に取り組む他、在京のオーケストラを中心に客演奏者、として活動している。現在、東京藝術大学管弦楽研究部(藝大フィルハーモニア管弦楽団)非常勤講師。

豊田庄吾(チェロ) Shogo Toyoda
長野県出身。東京藝術大学卒業。クァルテット・レオーネ、ピアノクァルテット・クレオのメンバーとして室内楽の演奏活動に力を入れている。これまでにチェロを北口大輔、上森祥平、河野文昭の各氏に師事。室内楽を松原勝也、山崎伸子、岡山潔の各氏に師事。現在、東京藝術大学管弦楽研究部(藝大フィルハーモニア管弦楽団)非常勤講師。


有馬理絵(クラリネット) Rie Arima
京都市立芸術大学を首席で卒業後、東京藝術大学大学院を修了。読売新聞社新人演奏会、YAMAHA管楽器新人演奏会に出演。第68回日本音楽コンクール入選。第18回日本管打楽器コンクール入賞。クラリネット、バスクラリネット奏者として内外の音楽祭、NHK-FM「午後のリサイタル」等に出演。近年ではクラリネットアンサンブルの編曲等も行う。現在、東京佼成ウインドオーケストラ団員。洗足学園音楽大学非常勤講師。アール・レスピラン メンバー。

大須賀かおり(ピアノ) Kaori Ohsuga
桐朋学園大学音楽演奏学科卒業、同大学アンサンブルディプロマコース修了。第9回日本室内楽コンクール第2位。2001年にデュオ「ROSCO」を甲斐史子(ヴァイオリン)と結成、第5回現代音楽演奏コンクール競楽V優勝、第12回朝日現代音楽賞、2003年度青山バロックザール賞受賞。ソロリサイタルやオーケストラとの共演、内外の国際音楽祭への出演を重ねる傍ら、mmm…、KOHAKU(ORIGAMI)、リレーション'70といったグループの一員としても意欲的な活動を展開してきた。多くの作曲家の作品初演やCD録音に携わり、これまでの初演数は300曲を超える。ジパングレーベルより4枚のアルバムと楽譜集をリリース。日仏現代音楽協会、日本・フィンランド新音楽協会会員。桐朋学園芸術短期大学、弥栄高校芸術科非常勤講師。http://kaoriohsuga.com/

甲斐史子(ヴァイオリン) Fumiko Kai
桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究科修了。第5回現代音楽演奏コンクール競楽Ⅴ優勝、第12回朝日現代音楽賞受賞。ドイツ・ダルムシュタットにてクライニヒシュタイナー賞受賞。アンサンブル・ノマドのメンバーとして、第3回佐治敬三賞受賞。デュオ「ROSCO」のメンバー。2003年度青山バロックザール賞受賞。オランダ「ガウデアムス」、メキシコ「グアナファト音楽祭」等、国内外の音楽祭に出演。神奈川県立弥栄高等学校、東京藝術大学(ソルフェージュ科)非常勤講師。

菊地秀夫(クラリネット) Hideo Kikuchi
桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。クラリネットを二宮和子氏に師事。1993年、日本現代音楽協会主催コンクール「競楽Ⅱ」にて第2位。1994年、東京文化会館新進音楽家デビューオーディション合格。1996年、ドイツ・ダルムシュタット音楽祭にて奨学生賞受賞。1997年よりアンサンブル・ノマドのメンバーとなり、現在に至る。2003年、同アンサンブルメンバーとして、サントリー音楽財団第2回佐治敬三賞を受賞。同団体の多数の海外音楽祭での招待公演で演奏する。ドラマや映画音楽等にも多数出演。音楽企画・演奏団体「OFFICEでく」代表。

多久潤一朗(フルート) Jun-ichiro Taku
東京藝術大学在学時より現代音楽アンサンブル『BOIS』のメンバーとして国内外の作曲家の新作初演を手がける。
その後も『Ensemble contemporary α』として活動を続け、ソリストとしてもこれまでに新日本フィルハーモニー管弦楽団はじめ数々のオーケストラと協奏曲を共演した。また自身がリーダーを務める次世代型フルートトリオ『マグナムトリオ』は、国内ツアーは元よりイギリスやカナダ、アメリカ、韓国など様々な国の音楽祭からオファーを受け招待公演を行なっている。

松本卓以(チェロ) Takui Matsumoto
東京藝術大学卒業、同大学院修了。在学中に福島賞受賞。藝大定期にてサン=サーンスのチェロ協奏曲を協演。現在は、バロックから現代まで幅広い演奏活動を展開し、特に現代音楽の分野では作曲家との共同作業に力を入れており、これまでに250曲を超える初演を行ってきた。クァルテット・アルモニコ、エレメンツ・クァルテット、Ensemble Contemporary α、アンサンブル東風、小松亮太&オルケスタティピカのメンバー。アンサンブル・ノマドレギュラーゲスト。2001年より藝大フィルハーモニア管弦楽団に在籍。東京藝術大学管弦楽研究部及び弦楽科非常勤講師。

夏田昌和(指揮) Masakazu Natsuda
1968年、東京生まれの作曲家・指揮者。東京藝術大学大学院修了後、パリ国立高等音楽院で作曲をグリゼイ、指揮をペローに学び、満場一致の首席一等賞を得て、同院作曲科を卒業。出光音楽賞、芥川作曲賞を受賞。世界各地で作品を発表する傍ら、指揮者としても邦人作品の初演や海外現代作品の紹介に数多く携わっている。



Satoshi Minami

Second Air... for string quartet op. 61 (2015-16)
   [1] Before Concrescence
   [2] Keloid Serenade
String Quartet Leone: Vn. Atsuko Sahara / Vn. Yui Kosugi / Va. Satoru Abe / Vc. Shogo Toyoda

Hiru Ⅷ op. 62 (2011-14/17)
   [3] Ecco mormorar l’onde 2 (Beginning)
   [4] interlude (knot-element 1)
   [5] Ecco mormorar l’onde 4 (Beginning)
   [6] interlude (knot-element 2)
   [7] Ecco mormorar l’onde 2 (Continuance)
   [8] interlude (knot-element 3)
   [9] Ecco mormorar l’onde 4 (Continuance and Ending)
   [10] interlude (knot-element 4)
   [11] Ecco mormorar l’onde 2 (Ending)
Fl. Jun-ichiro Taku / Cl. Rie Arima / Vc. Shogo Toyoda

[12] From a Factory / 1a. Caput op. 63-1 (2016)
Cl. Hideo Kikuchi / Vn. Fumiko Kai / Pf. Kaori Ohsuga

[13] Ecco mormorar l’onde 5 / Rondo Capriccioso op. 59-5 (2014-18)
Cl. Hideo Kikuchi / Vn. Fumiko Kai / Vc. Takui Matsumoto / Pf. Kaori Ohsuga / Cond. Masakazu Natsuda

Recording Location: Mitaka City Arts Center, 12 May 2017 [1]-[11] 20 March2018 [12][13]



Satoshi Minami
Born in Tokyo in 1955. Satoshi Minami studied composition with Teruyuki Noda and the late Toshiro Mayuzumi at Tokyo University of the Arts. After winning prizes in a number of competitions, he from the Composer Group “Sannen Kessha” together with Toshio Nakagawa, Akemi Naito, Naoshi Kukiyama and Haruki Kobayashi. Around the same time he also organized collaboration performances in the Tokyo region with the vocalist Fusae Uchida, the composer-performer Mutsuo Tsuruta, the sculptor Ken’ichi Kanazawa, the light-artist Takuro Osaka and the dancer/choreographer Kashiho Hanayanagi. Then he moved to Hokkaido in 1986.
The 1991 premiere of “Coloration Project 5” was well received and was awarded the Muramatsu Prize. “The Garden of Joyful Intellection I b”, first performed in 1992, received a Stage Arts Award of Merit from the Japanese Agency for Cultural Affairs. Since then, many of his compositions have been performed at music festivals such as the ISCM festival and the Asia Music Festival etc.
At present he resides in Hokkaido and it an active participant in local cultural activities.
CDs include ‘Zigzag Bach’ FOCD2554, ‘Spiegel Spiel’ ALCD-81, ‘HIRU’ ALCD-91, and ‘subtilitas’ ALCD-97.